アジア市場レポート:12月23日
予想を上回る上昇を記録した11月の中古住宅販売を受け、昨夜の米国株式は上昇し取引を終えた。中古住宅販売数は7.4%増加し、経済専門家たちの予測を2倍超上回った。
予想を上回る上昇を記録した11月の中古住宅販売を受け、昨夜の米国株式は上昇し取引を終えた。中古住宅販売数は7.4%増加し、経済専門家たちの予測を2倍超上回った。
金曜日多くのアジアの株式は、アメリカの強い経済数値が投資家の自信を押し上げ、寄付きで上昇した。本日、一連の中国経済情報が注目される。中国の鉱工業生産指数、消費者物価指数、および小売売上高に関する主要な公式数値が、本日発表される予定である。
アジア各国の投資家は、長引く金融危機の最中で引き続き慎重な取引を続けている。アジア各国株式市場の多くが取引開始時にわずかに値を下げたものの、その後プラスに転じた。先日同地域の株式市場は、一連の格付け引き下げにより打撃を受けた。日本の日経は1.3%、香港のハンセン指数は1.4%、中国の上海総合指数は1.7%、それぞれ下落した。
労働省のデータにおいて雇用削減数が11月に大幅減少したことが示され、金曜日の米国株式は急騰した。このニュースにより、米国連邦準備金制度が金利引上げを検討するのではないかとの見方が強まった。
木曜日のアジア各国の株式市場は、米国の経済データが世界経済の順調な回復振りを示唆したことから、概して堅調に推移した。
木曜日のアジア各国の株式市場は、ウォールストリートが堅実に値を上げたにもかかわらず概して値下がりした。東京株式市場は、円高が投資家感情をくじく原因となり低値で取引を開始した。香港市場では、China Minsheng Banking Corpがハンセン指数の上昇に貢献することはなかった。上海株式ならびにソウル株式も同様に値を下げた。
米国経済における予想よりも悪い縮小により投資家心理が大打撃を受け、月曜日のアジア市場は大幅に値を下げて取引を終えた。米国株式が金曜日に新たな下落を記録したことや HSBC に対する懸念から、香港ではハンセン指数が3.86%下落した。日本の日経225は3.8%下落、韓国の株式は4.16%値を下げて取引を終えた。しかし上海の株式は、地域での傾向に反し0.51%上昇で取引を終えた。これは政府による刺激策が不動産株やセメント株を後押ししたことによる。