アジア市場概観 2月20日
木曜日のアジア市場は大半が値を上げて取引を終えた。日本の日経225は輸出業者が最近の円安を支持し0.3%上昇した。上海総合は0.8%上昇、香港のハンセン指数も動きの激しい取引のなかで若干高となった。しかし韓国の株式は今週4日目となる下落で取引を終えた。国際市場における消極的な見通しのなかで、この上昇傾向の持続性には疑問が残る。ソウルの株式は今日、金融部門に引き摺られ3%減で取引を開始した。
木曜日のアジア市場は大半が値を上げて取引を終えた。日本の日経225は輸出業者が最近の円安を支持し0.3%上昇した。上海総合は0.8%上昇、香港のハンセン指数も動きの激しい取引のなかで若干高となった。しかし韓国の株式は今週4日目となる下落で取引を終えた。国際市場における消極的な見通しのなかで、この上昇傾向の持続性には疑問が残る。ソウルの株式は今日、金融部門に引き摺られ3%減で取引を開始した。
ウォール街における昨夜の大幅下落とヨーロッパの銀行に対する懸念から、昨日のアジア市場は値を下げて取引を終えた。東京の日経指数は10月以降最低の水準に達した。上海総合は1日で4.7%という大幅な下落を記録した。香港のハンセン指数は0.6%高で取引を終え、台湾の Taiex は0.2%上昇した。
国際経済減速が予想よりも長引く可能性があるとの悲観的な見方から、火曜日のアジア市場は大幅に下落した。東京市場は1.4%減で取引を終え、上海総合は最近の上昇分を失い2.9%減となった。韓国の株式は4.1%の大幅下落、香港のハンセン指数は3.8%下がった。
先週金曜日のウォール街での反発を受けて、月曜日のアジア市場では上昇が見込まれている。日本の日経平均は円安のなかで輸出業者に支えられることが予測される。船舶株による引き続きの先導や一次産品への需要が上昇するのではないかという希望のもとで鉱業株が上昇し、金曜日のアジアの株式は各地で反発を記録した。上海総合指数はその週での最高成績となる4%上昇を記録、香港においては中国関連株が市場を引き上げた。
多くのアジア市場は月曜日、国際不況が深刻化しているという懸念のもとで下落した。旧正月休み明けの中国の株式は上昇したものの、香港の株式は大幅に下落した。東京では日本の大企業数社が数年間での最低水準へ落ち込んだ。一方、中国の上海総合は他の指数と異なり、中国政府が穀物生産の低下を防ぐ対策を発表したことから農業部門が支えられ、1%の上昇を記録した。
不良債権を取り除き銀行を支援する新たな救済策に対する楽観性により米国の株式が反発し、木曜日のアジア各市場は力強い上昇を記録する模様である。木曜日の日経平均は1.2%高となった。これは円安のため Advantest Corp などの輸出業者から後押しを受け、米国政府による救済策に対する楽観性がウォール街を押し上げたことが支えとなったためである。
車両購入に関して消費者信頼感は落ち込みを見せず、数値が示すようにオーストラリア人は2007年に100万台超の車両を購入した。