WoodsidePetroleum Limited (ASX:WPL) は金曜日、3月31日までの四半期における石油換算1,920万バレル (MMBOE) の生産を報告した。
Sydney, 2010年4月23日, AEST (ABN Newswire) - 昨夜のウォール街での若干高に関わらず、金曜日のオーストラリア株式は取引前半に0.5%下落を続けた。ギリシャの不安定な金融情勢に対する不安から投資家たちが警戒的な姿勢をとり、今日のアジアの株式市場は様々な傾向で取引を開始した。今朝の豪ドルは、対米ドルでは若干安で取引を開始したが、対ユーロでは昨夜新たな最高水準を記録した。今日の経済ニュースとしては、オーストラリア統計局が3月の国際貿易価格指数を発表する。
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WoodsidePetroleum Limited (ASX:WPL) は金曜日、3月31日までの四半期における石油換算1,920万バレル (MMBOE) の生産を報告した。この第1四半期生産量は、前四半期比で5%減、2009年同四半期比で7%減となった。生産量における今回の減少は、 Stybarrow 油田での46日間のメンテナンスによる停止、ビクトリア州沖 Otway 施設の売却、 Stybarrow ・ Enfield ・ Neptune での生産量自然減などによる、と Woodside は語った。売上収入は10億2,800万米ドルで12月四半期の売上を10%下回ったが、前年同期比では43%増となった。これは主に一次産品価格の好転によるものである。
MAp Airports Ltd (ASX:MAP) は、利用者数の回復によりシドニー空港が2010年3月31日までの3ヶ月間において好調な業績を記録したと語った。シドニー空港の3月31日までの3ヶ月間での監査前の金利・税金・償却前利益 (EBITDA) は13.1%増の1億8,710万豪ドルとなり、前年同四半期の1億6,530万豪ドルから増加した。この業績は、同四半期の国際線利用前年比11.8%増をはじめとする利用者数の力強い回復により先導されたもので、旅行客と出張利用者の双方からの需要増を反映している。
金生産業者 Lihir Gold (ASX:LGL) は同社の第1四半期生産報告の中で、年間生産見通しを100万から110万オンスへと引き上げた。 Lihir は22万9,757オンスの第1四半期生産量を記録、これは前3ヶ月期比で17%減、前年同期比で26.43%減となった。この結果は予測に沿ったもので、2010年の残り期間に対し同社を好位置に付ける、そしてパプアニューギニアにある同社の主力 Lihir Island 鉱山では低調な四半期を経て年度の残り期間を通しての業績改善が見込まれている、と同社は語る。
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