Hunnu Coal Limited (ASX:HUN)は、モンゴルのUmnugobi地区における大規模なTavan Tolgoiコークス用炭田内に位置するBuyan石炭プロジェクトの権益60%を買収した。
Sydney, 2010年6月8日, AEST (ABN Newswire) - オーストラリア株式市場は、ウォール街が取引終了時に7ヶ月ぶりの低値をつけたにもかかわらず、値を上げて取引を開始した。欧州の財務大臣らがユーロ圏内にて負債を抱えた国に対して4400億ユーロのセーフティネットを設けることに合意したことを受けて、本日前半の取引においてはS&P/ASX200指数および全株価指数は0.5%以上上昇した。
先日のオーストラリア市場およびアジア諸国の市場は、ハンガリー経済に対する新たな懸念が浮上したことから急落、取引終了時のS&P/ASX200は2.78%下落していた。
National Australia Bankは5月の月間企業景況感データを発表する。
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Hunnu Coal Limited (ASX:HUN)は、モンゴルのUmnugobi地区における大規模なTavan Tolgoiコークス用炭田内に位置するBuyan石炭プロジェクトの権益60%を買収した。このTavan Tolgoiコークス用炭田は、60億トン以上のコークス炭・一般炭を保有していると推定されており、同社によると、同プロジェクトから10キロメートル以内にて操業されている鉱山では主に中国にコークス炭の輸出を行っている。その一方で、近郊には既存の、また今後設置が検討されている運搬インフラが存在する。Hunnuはまた、今後も集中的な探査プログラムを展開を計画していると述べた。
Karoon Gas Australia Ltd (ASX:KAR)は、同社のブラジルおよびペルーの資産ポートフォリオについて、証券取引所上場の分割化の可能性を検討していることを発表した。
ブラジル証券取引所が、今回の上場の対象となる可能性が高い。同社はこれらの資産の分割により、その他の南アメリカの石油探査企業と同等の価値を創設することが可能となるとしており、海外の証券取引所上場の南アメリカの探査資産を有する企業が、オーストラリアのKaroonが同社の資産に対して獲得している価値よりもはるかに大きな価値を得ていると考えている。一方で、同社は最終的な決断は下されていないとしている。
Newcrest Mining Limited (ASX:NCM)が伝えたところでは、同社は買収ターゲットであるLihir Gold Limited (ASX:LGL)との合併実施合意(MIA)の下で、デュー・デリジェンスプロセスを完了、同プロセスから満足のいく結果が得られたとした。両社は、Lihirとその株主との間の債務整理計画(Scheme of Arrangement)の完了に向けて、共同で作業を進めている。合併実施合意の下でLihirは同社が第三者と買収に関する協議を停止、Newcrestとの独占的協議期間に入る。同社の合併により、時価総額250億豪ドルの世界第4の大手金探査企業を誕生することになる。
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