オーストラリア市場レポート12月17日:低調な経済成長
水曜日のオーストラリア株式市場は、オーストラリア統計局が発表したGDP数値が予想を下回る経済成長を示す結果であったことを受けて値を下げた。取引終了時のS&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は11.6ポイント・0.2%下落し4661.9ポイント、全株価指数は11.7ポイント・0.2%下落の4,676.1ポイントとなった。
水曜日のオーストラリア株式市場は、オーストラリア統計局が発表したGDP数値が予想を下回る経済成長を示す結果であったことを受けて値を下げた。取引終了時のS&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は11.6ポイント・0.2%下落し4661.9ポイント、全株価指数は11.7ポイント・0.2%下落の4,676.1ポイントとなった。
予想よりも良い内容となった住宅販売に支えられ、昨夜の米国株式は力強い上昇を記録した。中古住宅販売は9月の554万戸から10.1%増の年率610万戸であった、と全米不動産協会は語った。金利がゼロ近くに据え置かれるとの予測を受け、月曜日の米ドルは値を下げた。
アジア各国の株式取引所はウォールストリートの小幅な上昇を受けて混乱した状態で取引を開始した。米ドルの反発は投資家にとって近年の株価の上昇から得た利益を温存する口実を与える形となった。15カ月ぶりの高値を記録した香港のハンセン指数は今朝一転して下落し、東京株式市場も一連の企業資金調達計画を嫌気して下落した。
金曜日のアジア各国の株式市場は、ウォールストリートの値下がりを受けて弱気に推移した。中国株式も下げを見せたが、航空関連株は今週末に適用となる燃油サーチャージに関する新たな価格メカニズムの影響を受けて値上がりした。
低調な住宅販売レポートを受けて、昨夜のウォール街は2取引連続での下落となった。8月の中古住宅販売戸数は年率で2.7%減少し510万戸となり、6ヶ月間の増加が止まった、と全米不動産協会は語った。住宅販売におけるこの予想外の減少により、経済回復の強度に対する不安が高まった。
経済データや前向きな業績報告、連邦準備金制度 Ben Bernanke 議長の2期目に対する選任を受けて、昨夜のウォール街は上昇した。全国産業審議会による8月消費者信頼感指数は経済専門家の予想を上回る2ヶ月目の上昇を記録した。
複数の最新経済データにおいて不況が底を打ったことが示されたことから、昨夜のウォール街は3日連続での上昇を記録した。巨大保険会社American International Groupが政府融資の返済を見込んでいると語ったことを受けて金融部門は上昇した。