オーストラリア市場レポート 2010年8月13日
ウォール街で3取引日連続の下落が記録されたものの、オーストラリアの株式市場は午前中の取引において上昇した。
ウォール街で3取引日連続の下落が記録されたものの、オーストラリアの株式市場は午前中の取引において上昇した。
昨夜の米国株式と石油・金属価格が下落したことを受けて、水曜日のオーストラリア株式市場は値を下げて取引を開始した。
火曜日のオーストラリアの株式は、金利を4.5%で維持するとのオーストラリア準備銀行による決定に支えられ、前半の下落から力強く反発した。 S&P/ASX200 基準指数は開場時に12ヶ月間での最低水準を記録した後54ポイント・1.3%上昇し、取引終了時点には4,276.1となった。全株指数は49.1ポイント・1.2%上昇し4,299.7となった。
アジアの各市場が下落を記録する中で、月曜日のオーストラリアの株式市場は取引前半の上昇分を失い0.3%安で取引を終えた。 S&P/ASX200 基準指数は16.6ポイント・0.39%下落し4,222.1、全株指数は14.3ポイント・0.34%下落し4,250.6となった。
木曜日のオーストラリア市場は8取引連続での下落となり、11ヶ月間での最低水準で取引を終えた。米国での落胆的な雇用データによりウォール街が下落した後、同市場は値を下げて取引を開始した。中国における6月の購買担当者景況指数の低下により中国経済の減速に対する不安が高まり、心理は更に押し下げられた。取引終了時点の S&P/ASX200 基準指数は64ポイント・1.49%下落し4,237.5ポイント、全株指数は62.1ポイント・1.44%下落し4,262.7となった。
Maryborough Sugar Factory Limited (ASX:MSF)は、ベルギーの製糖所グループFinasucre の子会社であるBundaberg Sugar Limitedとのジョイントベンチャー計画について、外国投資審査委員会(FIRB)のアドバイスを受けた後、同計画を次段階に進行させた。
金曜日の下げ基調に引き続き本日のオーストラリア市場は、朝方の取引にて大きく値を下げた。欧州債務への新たな懸念からダウジョーンズが金曜日に3.2%下落したことを受けて、月曜日のアジア諸国市場は広域にわたり値を下げた。ハンガリー首相のスポークスマンが、同国経済はギリシャ同様の債務危機に陥るリスクを有していることを発表した。S&P/ASX 200指標は今朝の取引にて3%以上下落した。