オーストラリア市場レポート 10月12日:米国の業績報告への注目
業績報告期がスタートしたことを受けて、金曜日のダウ指数は2009年における最高水準を記録した。ITの巨大企業 IBM や Intel による上向きな見通しにより、利益回復に対して高まる市場の期待が加速した。 S&P's 500 とナスダックはどちらも週間で4.5%超の上昇を記録した。
業績報告期がスタートしたことを受けて、金曜日のダウ指数は2009年における最高水準を記録した。ITの巨大企業 IBM や Intel による上向きな見通しにより、利益回復に対して高まる市場の期待が加速した。 S&P's 500 とナスダックはどちらも週間で4.5%超の上昇を記録した。
三井不動産(TYO:8801)は中国のアパレル企業であるShanshan Group Co.と提携し、浙江省の寧波に有名ブランドのテナントを含むアウトレットモールを建設する。早ければ2011年にオープン予定。
Xeroxが64億米ドルでの取引においてビジネスサービス企業 Affiliated Computer Services を買収することに合意したことを受けて投資家たちが合併・買収市場を楽観視したため、月曜日のウォール街は3日間の下落基調から反発した。アナリストによる格上げも、 Cisco や Citigroup その他テクノロジー部門・金融部門の企業を押し上げた。
低調な住宅販売レポートを受けて、昨夜のウォール街は2取引連続での下落となった。8月の中古住宅販売戸数は年率で2.7%減少し510万戸となり、6ヶ月間の増加が止まった、と全米不動産協会は語った。住宅販売におけるこの予想外の減少により、経済回復の強度に対する不安が高まった。
月曜日に若干の後退が見られた後、前向きな経済見通しを受けて投資家たちが市場へ戻ってきたことから、昨夜の米国株式は新たな高値へと上昇した。前向きな企業業績報告も市場心理の上昇を支えた。
米国市場は休日・労働者の日のため閉場となった。ヨーロッパとアジアの市場では月曜日に力強い上昇が見られた。
政府によるレポートにおいて雇用削減のペースが8月に減速したことが示され、金曜日のウォール街は上昇した。しかし7月初旬以降最悪の成績となった週において、米国株式はマイナス領域に留まった。