オーストラリア市場レポート 9月7日:米国雇用データを受けての上昇
政府によるレポートにおいて雇用削減のペースが8月に減速したことが示され、金曜日のウォール街は上昇した。しかし7月初旬以降最悪の成績となった週において、米国株式はマイナス領域に留まった。
政府によるレポートにおいて雇用削減のペースが8月に減速したことが示され、金曜日のウォール街は上昇した。しかし7月初旬以降最悪の成績となった週において、米国株式はマイナス領域に留まった。
前回の取引における大幅下落の後、昨夜の米国株式は値を上げて取引を終えた。ダウを構成する Home Depot などの小売業者からの予測よりも良い内容の業績により、この回復が支えられた。
連邦準備金制度が経済は安定してきていると語り2日間の政策会議の末に金利を据え置いたことから、昨夜の米国株式は上昇した。
米国株式が金曜日に最高値を更新した後、昨夜のウォール街は若干安で取引を終えた。月例小売売上データや連邦準備金制度による金利・経済に関する声明など今週発表される経済データに先立ち、投資家たちは利益分の確保を進めた。
予測を下回った消費者信頼感の調査結果を受けて、昨夜の米国株式は横ばいで取引を終えた。悪化する雇用市場からの影響により同信頼感指数は6月に49.3から46.6へ低下した、と全国産業審議会は報告した。
昨日のオーストラリア市場はウォール街での下落を受けて大幅な下落を記録した。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は121.3ポイント・3.1%下落し3,796.9、全株価指数は117.8ポイント・3.01%下落の3,793ポイントとなった。一次産品価格の反発が国内市場を引き上げる可能性はあるものの、最近の取引での損失を受けて投資家たちは神経質になるものと見られる。
先週の金曜日、オーストラリアの株式は1週間で初めて値を上げて取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は7.5ポイント・0.19%上昇し3,899.6、全株価指数は7ポイント・0.18%上昇の3,894.4ポイントとなった。