オーストラリア市場レポート 8月25日:反発後の小休止
今週、市場が経済データを待つ状態となっていることから、昨夜の米国株式は少ない取引量の中、横ばいで取引を終えた。ダウ・ジョーンズ工業平均は9ヶ月超の期間における最高水準の終値を若干上回った。
今週、市場が経済データを待つ状態となっていることから、昨夜の米国株式は少ない取引量の中、横ばいで取引を終えた。ダウ・ジョーンズ工業平均は9ヶ月超の期間における最高水準の終値を若干上回った。
ヨーロッパでの上向きな経済データが米国での低調な小売業売上ニュースを補ったことから、ウォール街では動きの激しい取引が行われた。アナリストの予測を上回る Wal-Mart の第2四半期業績も市場の上昇を支えた。
P & G による低調な売上見込みやサービス・労働部門に対する懸念から、水曜日の米国株式は下落した。経済データではサービス部門における予想外の下落や民間部門での雇用における予測を上回る喪失が示された。
米国の住宅部門における強い回復兆候を受けて、米国株式は若干高で取引を終えた。商務省は月曜日、新築住宅販売が6月に11%増加したと語った。最近の取引においては業績報告に関するニュースが市場を席巻しており、報告の多くは予測を上回るものとなっている。
上昇する一次産品価格や海外市場からのプラス先導を受けて、昨日のオーストラリア市場は値を上げて取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は49.5ポイント・1.24%上昇し4,050.3、全株価指数は51.3ポイント・1.28%上昇の4,044.2ポイントとなった。
ウォール街での反発に続き昨日のオーストラリア株式は大幅に上昇した。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は129.6ポイント・3.5%上昇し3,867.1、全株価指数は120.8ポイント・3.2%上昇の3,858.8ポイントとなった。米国での第1週の収益報告が市場の信頼感をある程度回復させたことから、海外市場における上昇はオーストラリア株式を引き続き支えるものと見られる。
昨日のオーストラリア株式は値を下げて取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は56.6ポイント・1.5%下落し3,737.5、全株価指数は52.6ポイント・1.1%下落の3,738ポイントとなった。企業の収益報告により投資家たちの信頼感が増すまで市場では静かな状態が続く、とアナリストたちは見込んでいる。