アジア市場概観 3月2日
不安定な取引状況の中で、金曜日のアジア市場は入り混じった状態で取引を終えた。日本の日経225平均は1.5%上昇、韓国のKospiは0.8%上昇した。中国の上海総合は1.8%下落、香港のハンセン指数は0.7%下落した。
不安定な取引状況の中で、金曜日のアジア市場は入り混じった状態で取引を終えた。日本の日経225平均は1.5%上昇、韓国のKospiは0.8%上昇した。中国の上海総合は1.8%下落、香港のハンセン指数は0.7%下落した。
水曜日のアジア市場は値を上げて取引を終えた。円安が日本の輸出業者を後押しし、東京の株式は2.7%上昇した。韓国と中国の市場はそれぞれ0.3%の若干高を記録した。香港のハンセン指数は1.6%上昇した。
木曜日のアジア市場は大半が値を上げて取引を終えた。日本の日経225は輸出業者が最近の円安を支持し0.3%上昇した。上海総合は0.8%上昇、香港のハンセン指数も動きの激しい取引のなかで若干高となった。しかし韓国の株式は今週4日目となる下落で取引を終えた。国際市場における消極的な見通しのなかで、この上昇傾向の持続性には疑問が残る。ソウルの株式は今日、金融部門に引き摺られ3%減で取引を開始した。
昨日のオーストラリア株式は全部門において値を下げて取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は1.48%・51.1ポイント下落の3,413.2、全株価指数は1.33%・45.3ポイント下落の3,366.9ポイントとなった。今週の国内市場はこれまで4.1%下落し、ベースメタルや石油価格の低下のあと株式は更なる下落を記録する可能性がある。
先週金曜日のオーストラリア株式は値を上げて取引を終え、トラブルに陥った米国ホームオーナーへの救援策に米国政府が取り組んでいるという報道を受けて一週間を上昇でまとめた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は44.8ポイント・1.27%上昇の3,559.1、全株価指数は38.2ポイント・1.1%上昇の3,496.7ポイントとなった。オバマ政権は金融危機を手っ取り早く解決することへの期待を冷ますことに取り組んでおり、今後の業績報告は市場をマイナス領域へ送り込む可能性がある。
負債を抱えた Rio Tinto が中国の鉄鋼メーカー Chinalco との300億豪ドルの取引を発表するという期待の中、昨日のオーストラリア市場は値を上げて取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は39.9ポイント・1.15%上昇の3,514.3、全株価指数は40.4ポイント・1.18%上昇の3,458.5ポイントとなった。投資家たちは今日、政府による420億豪ドルでの経済刺激策の行方を見守ることになる。これは政府により初めに提出された計画が上院にて却下され、議会において改正案が議論されることによる。
打撃を受けた日本の日経が約1%減の7,682.1ポイントで取引を終え、昨日のアジア市場は広く値を下げた。中国、香港、台湾、韓国やシンガポールなど主要市場の多くは、旧正月休みで閉場している。