オーストラリア市場レポート 11月20日:リスクに対する積極性の低下
Intel 等のテクノロジー企業が格下げを受けたことから、米国株式は2日目の下落となった。一次産品価格の低下に伴い、エネルギー・原材料企業株も下落した。
Intel 等のテクノロジー企業が格下げを受けたことから、米国株式は2日目の下落となった。一次産品価格の低下に伴い、エネルギー・原材料企業株も下落した。
世界最大の清涼飲料用プラスチックボトルメーカーであるAmcor Ltd. (ASX:AMC)は、火曜日、同社がRio Tinto (ASX:RIO) のAlcan Packaging事業の一部を20億2,500万米ドルで買収し、アジアとヨーロッパにおける既存の事業を拡大することを発表した。
8月における低調な消費者心理や7月の小売売上げでの予想外の減少が報告されたことを受けて、金曜日のウォール街は少ない取引量のなかで値を下げて取引を終えた。この低調な内容の報告により、投資家たちは最近の反発からの上昇分の確保に傾いた。
ウォール街は入り混じった状態で取引を終えた。ダウ指数と S&P 500 指数では上昇の流れが止まったが、 Nasdaq は Apple や Yahoo に先導され11日連続の上昇を記録した。投資家たちは業績報告に伴う一連の反発から得た利益分を確保し始めた。
石油価格の下落に伴う鉱業部門・エネルギー部門での不調を受けて、昨日のオーストラリア株式は値を下げて取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は44.5ポイント・1.16%下落し3,783.7、全株価指数は42.4ポイント・1.11%下落の3,784.2ポイントとなった。報告期を前に投資家たちが神経質になっていることから、市場では取引量の少ない状態が続くものとアナリストたちは予測している。
金曜日のオーストラリア株式は値を下げて取引を終えた。 CMC Markets によると、国内外の暗い経済ニュースの中でオーストラリア市場は更に落ち込みマイナス領域で沈滞したとのことである。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は1.35%・43ポイント下落の3,145.5、全株価指数は1.18%・37.1ポイント下落の3,111.7ポイントとなった。先週、同200銘柄は6%減、全株価指数は5.7%減となった。先週における変動は米国での展開と中国での希望的な新経済刺激策に対する推測により影響を受けた。今日の市場は上昇する一次産品価格により後押しされた。