オーストラリア市場レポート 8月26日:更なるプラス要素
経済データや前向きな業績報告、連邦準備金制度 Ben Bernanke 議長の2期目に対する選任を受けて、昨夜のウォール街は上昇した。全国産業審議会による8月消費者信頼感指数は経済専門家の予想を上回る2ヶ月目の上昇を記録した。
経済データや前向きな業績報告、連邦準備金制度 Ben Bernanke 議長の2期目に対する選任を受けて、昨夜のウォール街は上昇した。全国産業審議会による8月消費者信頼感指数は経済専門家の予想を上回る2ヶ月目の上昇を記録した。
木曜日の米国株式は、予測よりも良い内容の業績報告に支えられ全体的に上昇した。同市場での反発により各主要指数は年間最高水準での終値へと押し上げられた。
水曜日のオーストラリア株式は米国連邦準備金制度の財政予測会議に先立ち若干高で取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は10.1ポイント・0.27%上昇し3,807、全株価指数は9.2ポイント・0.24%上昇の3,802.2ポイントとなった。
資源株が市場を引き下げたもののほとんどの部門において上昇が記録されたため、昨日のオーストラリア株式は値を上げて取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は21ポイント・0.6%上昇し3,756.6、全株価指数は22.4ポイント・0.6%上昇の3,696.4ポイントとなった。オーストラリア準備銀行の金利に関する決定に先立ち、銀行株は好調であった。
海外からの力強い先導に関わらず、昨日のオーストラリア株式は若干高で取引を終えた。投資家たちが最近の回復からの利益を手元に残し始めたため、市場では取引前半の上昇分が後半に失われた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は29.7ポイント・0.8%上昇し3,580、全株価指数は34.2ポイント・1%上昇の3,517.3ポイントとなった。今日の資源株はメタル価格の下落を受けて下降する可能性がある。
イギリスの銀行がさらなる資金調達を必要とする可能性があると投資家たちが懸念したため、昨日のオーストラリア株式は金融株に引き摺られ大幅に下落した。企業の望ましくない売上報告も市場を押し下げた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は1.5%・52.6ポイント下落の3,464.3、全株価指数は1.4%・49.1ポイント下落の3,412.2ポイントとなった。
先週金曜日のオーストラリア株式は値を上げて取引を終え、トラブルに陥った米国ホームオーナーへの救援策に米国政府が取り組んでいるという報道を受けて一週間を上昇でまとめた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は44.8ポイント・1.27%上昇の3,559.1、全株価指数は38.2ポイント・1.1%上昇の3,496.7ポイントとなった。オバマ政権は金融危機を手っ取り早く解決することへの期待を冷ますことに取り組んでおり、今後の業績報告は市場をマイナス領域へ送り込む可能性がある。