オーストラリア市場レポート 8月28日:米国経済の縮小ペースは減速
一連の金融企業の上昇や原油価格の反発によるエネルギー株の上昇を受け、木曜日のウォール街は8日連続の上昇で取引を終えた。米国政府による GDP 数値では、米国経済が第2四半期に年間ペースで1%縮小したことが示された。これは1.5%の低下としていたアナリストたちの見通しよりも良い内容となった。
一連の金融企業の上昇や原油価格の反発によるエネルギー株の上昇を受け、木曜日のウォール街は8日連続の上昇で取引を終えた。米国政府による GDP 数値では、米国経済が第2四半期に年間ペースで1%縮小したことが示された。これは1.5%の低下としていたアナリストたちの見通しよりも良い内容となった。
前回の取引における大幅下落の後、昨夜の米国株式は値を上げて取引を終えた。ダウを構成する Home Depot などの小売業者からの予測よりも良い内容の業績により、この回復が支えられた。
金曜日のウォール街は上昇傾向で7月最後の取引を終えた。予測よりも良い内容の業績報告に支えられ、ダウ指数は週間で0.86%・月間で8.58%上昇した。米国政府は金曜日、 GDP が第2四半期において1%低下したと報告した。これは経済専門家たちが約1.5%と予測していたものである。この結果により、世界大恐慌以降最悪の不況が終わりに近づいているという確信が投資家たちの間で強まった。
上昇する一次産品価格や海外市場からのプラス先導を受けて、昨日のオーストラリア市場は値を上げて取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は49.5ポイント・1.24%上昇し4,050.3、全株価指数は51.3ポイント・1.28%上昇の4,044.2ポイントとなった。
金曜日のオーストラリア市場は、銀行株・鉱業株に先導され値を上げて取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は30.8ポイント・0.8%上昇し3,794.1、全株価指数は29.2ポイント・0.8%上昇の3,790.6ポイントとなった。両基準指数は先週一週間で約0.9%の低下した。
トレーダーたちが経済見通しに対し警戒したことから、昨日のオーストラリア市場は横ばいで取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は1ポイント・0.03%上昇し3,767.9、全株価指数は1.8ポイント・0.05%下落の3,766.0ポイントとなった。今日はオーストラリア統計局から発表される失業率に投資家たちの注目が集まるものと見られる。
水曜日のオーストラリア株式は米国連邦準備金制度の財政予測会議に先立ち若干高で取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は10.1ポイント・0.27%上昇し3,807、全株価指数は9.2ポイント・0.24%上昇の3,802.2ポイントとなった。