オーストラリア市場レポート2月2日:中国、更なる引締めの可能性
中国の製造活動の好調ぶりを伝えた最新の報告書が、中国政府による新たな金融引き締めの対策への不安を強めたことから、オーストラリア株式市場は、先週に引続き下げ基調を強めた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は45.5ポイント・1%下落の4524.1ポイント、全株価指数は52.1ポイント・1.1%下落の4544.8ポイントとなった。
中国の製造活動の好調ぶりを伝えた最新の報告書が、中国政府による新たな金融引き締めの対策への不安を強めたことから、オーストラリア株式市場は、先週に引続き下げ基調を強めた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は45.5ポイント・1%下落の4524.1ポイント、全株価指数は52.1ポイント・1.1%下落の4544.8ポイントとなった。
ABN Newswire注目の株式:WestSide Corporation Limited (ASX:WCL), Texon Petroleum Limited (ASX:TXN), Pan Asia Corporation Ltd (ASX:PZC), Anglo Australian Resources NL (ASX:AAR) (PINK:AAURF), Benitec Limited (ASX:BLT) (PINK:BNIKF) and CityView Corporation Limited (ASX:CVI) (OTC:CTVWF)
期待を外れた内容でスタートした決算発表シーズンだったが、投資家が反騰を後押しする企業のプラス要因的な結果を求めたことで急騰した。医薬品メーカー Merck & Coの証券会社による格上げとKraft Foods Incの上向きな見通しがヘルスケアならびに消費者関連株を押し上げる要因となった。金融関連株も、Capitol Hillの金融不安の調査の最中に値を上げた。
ABN Newswire本日注目の株式:Benitec Limited (ASX:BLT)(PINK:BNIKF), Meteoric Resources NL (ASX:MEI), Magnetic Resources NL (ASX:MAU) and Australian Bauxite Limited (ASX:ABZ)
11月の中国輸出の17.7%増加を示す報告書を中国政府が発表したことを受けて、先日のオーストラリア株式市場は値を上げた。この前向きな中国貿易データならびにオーストラリア国内の雇用データを背景に、豪ドルも月曜日の取引において強気にふれた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は38.6ポイント・0.8%上昇し4950.7ポイント、全株価指数は39ポイント・0.8%上昇の4981.2ポイントとなった。
銀行に引っ張られ午後に株式が早期上昇をあきらめたため、水曜日のオーストラリア株式市場は活気なく終了した。投資家が鉄鉱石価格に楽観的であったため鉱業は上昇した。取引終了時のS&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は1.6ポイント上昇し4925.9ポイント、全株価指数は7.7ポイント・0.15%上昇し4947.2ポイントとなった。
2010年の取引初日、オーストラリア株式市場は少しずつ上昇した。今年石油価格上昇が続くだろうという予想の中、エネルギー株式は急騰した。取引終了時のS&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は5.7ポイント・0.1%上昇し4876.3 ポイント、 全株価指数は7.1ポイント・0.1%上昇し4889.8ポイントとなった。