オーストラリア市場レポート1月15日:Rioの前向きな数値で市場に高揚感
木曜日のオーストラリア株式は、Rio Tintoの堅調な生産・販売を示した報告書に影響され値を上げた。上向きの雇用データおよびアジアマーケットの回復もまた市場を押し上げる一因となった。取引終了時のS&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は29.9ポイント・0.6%上昇し4,898ポイント、全株価指数は29.3ポイント・0.6%下降し4,929.4ポイントとなった.
木曜日のオーストラリア株式は、Rio Tintoの堅調な生産・販売を示した報告書に影響され値を上げた。上向きの雇用データおよびアジアマーケットの回復もまた市場を押し上げる一因となった。取引終了時のS&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は29.9ポイント・0.6%上昇し4,898ポイント、全株価指数は29.3ポイント・0.6%下降し4,929.4ポイントとなった.
民間部門での雇用喪失レポートや連邦準備金制度の議事録において労働市場の弱さに対する懸念が示されたことから、昨夜の米国市場は横ばいで取引を終えた。投資家たちが前向きなムードを維持したことから水曜日のアジアの株式は大半が値を上げて取引を終えたが、インフレや Bank of China の資金調達の可能性に対する不安を受けて中国の上海総合指数は0.9%下落した。
米国とヨーロッパの市場が2010年の楽観的な見通しを受け昨夜反発を記録したことから、アジアの各市場は上昇する可能性がある。昨日のアジア各市場は大半が新年を上昇でスタートした。日本の日経は円安や日本航空への金融救援策を受け1%上昇した。世界の各市場も中国やインドからの力強い製造業データにより活気付いた。しかし中国の上海総合は月曜日、インフレへの懸念を受けて1%下落した。
ABN Newswireは、新世代iPhoneユーザー専用にデザインされた多言語の金融ニュースアプリケーションの開始を発表した。このアプリケーションは、スピードが重視されるプレスリリース速報と企業ニュースを母国語でのモバイル・デバイスへの配信を必要とする投資家をターゲットとしている。
アジア各国の投資家は、長引く金融危機の最中で引き続き慎重な取引を続けている。アジア各国株式市場の多くが取引開始時にわずかに値を下げたものの、その後プラスに転じた。先日同地域の株式市場は、一連の格付け引き下げにより打撃を受けた。日本の日経は1.3%、香港のハンセン指数は1.4%、中国の上海総合指数は1.7%、それぞれ下落した。
抑圧された経済や低インフレのため、金利は長期間にわたり低水準で設定される予定であると連邦準備金制度の Ben Bernanke 議長が語ったことから、昨夜のウォール街は横ばいで取引を終えた。
アナリストによる弱気のコメントが銀行株に打撃を与え、昨夜のウォール街は若干安となった。 UBS のアナリストは、資本市場での季節的な減速が今年は早めに現れる可能性があると語り、 Morgan Stanley 、 JP Morgan 、その他企業に対する同社第4四半期収益目標を削減した。