AVJennings Limited (ASX:AVJ)は、同社の建設請負事業部門を日本の積水ハウス(TYO:1928)に売却する仮契約を結んだ。
Sydney, 2010年6月11日, AEST (ABN Newswire) - アジア地域および米国経済の上向きを伝えるニュースにより、ウォール街は大きく上昇した。金曜日のオーストラリア株式市場は堅調に取引を開始しており、本日中国のプラス要因を示すデータによるさらなる上昇を期待している。
本日序盤の取引でS&P/ASX200 指標および全普通株指数の両方の数値はおよそ1.4%上昇した。ケビン・ラット首相が資源超過利潤税に関する妥協間近であるという憶測を、首相が否定したにもかかわらず、主要な資源関連株も上昇を示した。
先日のアジア各国株式市場は、中国の予測を上回る輸出、韓国の失業率低下、日本のGDP成長など同地域の前向きな経済ニュースに影響を受けた。オーストラリア株式市場は前向きなアジア地域のデータおよびオーストラリアの雇用数値に影響され1%以上上昇した。
企業ニュース
AVJennings Limited (ASX:AVJ)は、同社の建設請負事業部門を日本の積水ハウス(TYO:1928)に売却する仮契約を結んだ。両社は土地およびAVJenningsブランドの使用に関する提携を結ぶ見込みで、所有権はAVJennings Limitedが引き続き保有する。オーストラリアの住宅開発会社である同社は、建設請負事業部門を「現状のまま」で売却する見通しで、同部門の自由保有権、賃貸用ディスプレイ、住宅デザイン、既存の全建築契約を実施する権利が含まれる。AVJenningsは、事業の純資産価値に相当する額を取引完了時に受領することになる。
Neptune Marine Services (ASX:NMS)が伝えたところでは、同社は6月30日までの年間正規化EBITを550万豪ドル~650万豪ドルとなるとした。これは2010年度後半における事業の改善の結果。Neptuneは、このことは同社が下半期に収益性を回復させたことを示しており、2011年度に関しても成長を見込んでいると述べた。今回の改善は主に、オーストラリア沖エネルギー事業、中近東における契約の獲得と請負事業の増加、米国における事業の改善、対米ドルの豪ドル価値の下落によるものである。
Goodman Group (ASX:GMG)は英国とヨーロッパにて、CB Richard Ellis Realty Trustと2つの共同投資ビークルを設立した。この共同投資ビークルは、Goodmanからのプレコミットロジスティクス開発機会に対する投資を行い、出資比率はCB Richard EllisRealty Trust holdingが大部分を占めその割合は80対20となる。ターゲットとなる投資は、初期3年間で合計13億豪ドル近くになると見られている。
お問合せ先
Satoko Hiasa
TEL: +61-2-8205-7353
EMAIL: satoko.hiasa@abnnewswire.net
| ||
|