スペインのエネルギー・インフラ企業 Acciona SA (MCE:ANA) は日本の三菱商事 (TYO:8058) との提携を通じ、オーストラリアでの主力太陽光プロジェクトの開発を計画している。
Sydney, 2010年3月2日, AEST (ABN Newswire) - 米国での製造業雇用データにおける回復やイギリスの保険会社 Prudential による American International Group のアジア部門買収を受けた昨夜のウォール街が反発したことから、今日のアジア市場では上昇が見込まれている。チリで起きた大規模地震による銅の供給への不安から、月曜日のアジアの資源株は上昇した。昨日のアジア市場は大半が値を上げて取引を終えた。日本の日経は非鉄金属株の上昇に伴い0.5%上昇した。香港のハンセン指数は2.2%上昇した。近く開催される全国人民代表大会での会議において中国政府が適度に緩やかな金融政策を維持するであろうという期待から、中国の上海総合は1.2%上昇した。
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スペインのエネルギー・インフラ企業 Acciona SA (MCE:ANA) は日本の三菱商事 (TYO:8058) との提携を通じ、オーストラリアでの主力太陽光プロジェクトの開発を計画している。同プロジェクトは2010年から2013年の間に完成される予定である。同2社は、世界中からの20億ユーロの投資をもって、再生可能エネルギープロジェクトの研究開発に向けた戦略的提携を結んだ。
日本の製薬会社であるアステラス製薬 (TYO:4503) は、米国の抗がん剤メーカー OSI Pharmaceuticals (NASDAQ:OSIP) の完全子会社化に向け、同社に対する35億米ドルでの敵対的入札を発表した。アステラスは火曜日、 OSI Pharmaceuticals Inc. の発行済み全普通株に対し1株あたり52米ドルの現金支払いでのオファーを開始する予定であると語った。これは同社株式の2月26日終値の40%高に相当する。
市場資本において世界最大の銀行である Industrial and Commercial Bank of China (ICBC) (SHA:601398) (HKG:1398) は月曜日、同行の海外資産が昨年22.9%増加し492億米ドルとなったと発表した。これは9月末の時点で11兆6,700億元となった ICBC の総資産の約2.9%となる。同行の不良債権 (NPL) 比率は、前年の2.29%から減少し、2009年には0.56%となった。
台湾の Fubon Financial Holding Co. (TPE:2881) と中国の国有コングロマリット Citic Group は、金融産業における両岸投資の自由化に関する台湾と中国の間での覚書が1月に発効したことを受けて、中国において5億元でのリース業ジョイントベンチャーを設立する計画を立てていると語った。 Citic Group の Citic Asset Management Corp. が北京を拠点とする同ジョイントベンチャーの51%を保有、 Fubon Venture Capital Consulting Co., は25%の戦略的株式を保有する予定である。残りは小規模株主により保有される予定である。
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