日本の株式会社ドクターシーラボ (TYO:4924) は、アジアにおいて急成長する中国市場への完全参入に向け、2013年までに中国の流通業者と提携を結ぶことを目指していると語った。
Sydney, 2010年1月22日, AEST (ABN Newswire) - ウォール街は今日のアジア市場へマイナスの先導をもたらした。 Barack Obama 大統領が金融機関によるリスクテイクに対しより厳格な制限を提案したことを受け金融株が下落し、昨夜の米国株式は値を下げた。 Obama 大統領の計画では、銀行を保有する金融機関はヘッジファンドまたはプライベート・エクイティ・ファンドへの投資・所有・スポンサー行為を行うことができなくなる。
木曜日のアジア各市場は入り混じった状態で取引を終えた。円安により輸出業者が後押しを受けたことから、日本の日経は値を上げた。投資家たちが融資引締めに関するニュースを消化したことから中国の上海総合は上昇したが、本土での力強い GDP によりさらなる緊縮措置に対する懸念が高まったため香港の株式は下落した。
企業ニュース
日本の株式会社ドクターシーラボ (TYO:4924) は、アジアにおいて急成長する中国市場への完全参入に向け、2013年までに中国の流通業者と提携を結ぶことを目指していると語った。2009年7月までの1年間において約2%であった同社の海外売上割合は、中国からの需要によって最終的には約20%へ増加するものと同社は見込んでいる。
スズキ株式会社 (TYO:7269) は、ドイツの自動車メーカー Volkswagen AG (ETR:VOW) が日本の同自動車メーカーの管理に向け持分を増加させるアプローチを断る可能性がある、とスズキの CEO が語った。同2社は最近、生産・開発において協力する資本提携を形成した。
日本の工作機械製造企業である森精機製作所 (TYO:6141) は、米国やヨーロッパの航空機・自動車メーカーへ高精度の金属加工機を供給するため、米国内に工場を設置する予定である。同社は同工場建設に70-100億円の支出を見込んでおり、場所はカリフォルニア州 Davis もしくはシカゴ近郊となる予定である。建設は早ければ2011年春に開始され、2012年ごろの稼動開始が予定されている。
中国の不動産デベロッパー Evergrande Real Estate Group Ltd. (HKG:3333) が同社の5年ドル債に対する13%の最終価格ガイダンスを設定したと伝えられている。これは7億5,000万米ドルの調達に向けたもので、アジア初の高利回り社債発行者が今年の国際債券市場を開拓することとなる。収益は、 Evergrande の用地買収・資本の増強・既存借入の返済へ利用される予定である。
China Railway Group Ltd. (HKG:0390) は金曜日、政府の国内インフラ開発計画下の新プロジェクトにより、2009年の純利益が400%超増加するものと見込んでいると語った。同社は2008年に純利益11億2,000万元を報告していた。
Samsung C&T Corp. (SEO:000830) と Korea Electric Power Corp. (SEO:015760) により構成される韓国の共同事業体は、カナダのオンタリオ州において大規模な風力・太陽光発電複合施設を建設する70億カナダドルのプロジェクトを同州政府から獲得した。
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