中国はインフレ予測に対応すべく更なる先制対策を取り、より妥当なペースでの銀行融資を行うべきである、と中国における資産規模5位の銀行 Bank of Communications (SHA:601328)(HKG:3328) は語った。来年における超インフレの可能性は低いものの、消費者インフレが4%へ上昇するものと予測されている、と同行は語った。金曜日、中国は消費者価格が11月に前年比0.6%上昇したと報告、これは9ヶ月間のデフレの後での最初のインフレ兆候となる。
Sydney, 2009年12月14日, AEST (ABN Newswire) - 今朝のアジア株式は大半が横ばいで取引を開始した。消費者部門のレポートが投資家の信頼感を引き上げたことから、金曜日のウォール街は値を上げて取引を終えた。このデータにより、米国の金利が近々引き上げられるのではないかという期待が高まった。中国の力強い成長データを受け、イギリスやヨーロッパの株式も上昇した。
金曜日は主要通貨に対し米ドル高となった。米ドルは対ユーロで2ヶ月間での最高水準へ、6通貨に対しては1ヶ月間での最高水準に達した。これは予想よりも早い金利引上げに対する期待を受けてのものである。
米ドル高により今日の豪ドルは値を下げた。 AEDT 7時、豪ドルは金曜日の終値0.9164/71米ドルから下落し0.9105/11米ドルで取引された。
企業ニュース
石油資源開発株式会社 (JAPEX) (TYO:1662) とマレーシア政府運営の Petronas Carigali による企業連合は土曜日、イラク南部の Gharaf 油田における開発契約を獲得、日本への安定したエネルギー供給の確保へ向けた大きな前進となった。日本企業がイラク戦争以降で入札を勝ち取ったのは今回が初めてである。 JAPEX と Petronas はイラク Gharaf 油田開発のため合計約70億米ドルを共同出資する予定である。
日本の株式会社オリエンタルランド (TYO:4661) は、日本におけるディズニーストア事業から撤退する予定であると語った。オリエンタルランドは、同社のテーマパーク事業に注力するために同ストアビジネスを売り戻す意向である。同社は中期事業計画に基づき2010年会計年度を通じてディズニーストアの営業利益率を4%へ改善することを目指していたが、経済不況の中でその目標達成が難しいものと判断した。オリエンタルランドは同事業を The Walt Disney Company (Japan) Ltd. から2002年4月に買収した。
韓国の Meritz Securities Co. (SEO:008560) と Meritz Investment Bank (SEO:012420) が週末に同金融企業2社を4月1日に合併する計画に合意したと伝えられている。現在 Meritz Securities は Meritz Investment Bank の株式55.5%を保有している。
オーストラリアの航空会社 Qantas (ASX:QAN) は、多くの国際線運賃を最大5%今週引き上げる予定であると語った。この値上げはイギリス・ヨーロッパ・シンガポール・香港といった人気路線に影響を与えることとなるが、競争が激化する米国路線には適用されない予定である。
中国はインフレ予測に対応すべく更なる先制対策を取り、より妥当なペースでの銀行融資を行うべきである、と中国における資産規模5位の銀行 Bank of Communications (SHA:601328) (HKG:3328) は語った。来年における超インフレの可能性は低いものの、消費者インフレが4%へ上昇するものと予測されている、と同行は語った。金曜日、中国は消費者価格が11月に前年比0.6%上昇したと報告、これは9ヶ月間のデフレの後での最初のインフレ兆候となる。
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