Seoul, 2009年9月16日, AEST (ABN Newswire) - 世界第四の大手造船会社STX Offshore & Shipbuilding (SEO:067250)は、今年のオフショア船やプラントに関する新たな受注目標を20億米ドルに定めている。
この韓国企業は、来年度のオフショア発注目標を維持または引き上げる見通しだ。また同社は、ブラジル、ロシア、アフリカからの石油ガスプロジェクト関連の発注の獲得を見込んでおり、2010年同分野はエネルギー開発への需要の高まりにより商業造船事業に比べ早い回復を見せると見ている。
韓国の造船産業では発注を獲得するのが非常に困難な状況にある。国際的な造船マーケットリサーチ機関によると、8月の新たな造船の発注は世界でたったの32件にとどまった。
このような状況にもかかわらず、STXは昨年末や今年はじめに比べより多くの引き合いを受けていると語る。同造船会社は国内ライバル会社、Hyundai Heavy Industries (SEO:009540)、Daewoo Shipbuilding & Marine Engineering (SEO:042660)、Samsung Heavy Industries(SEO:010140)に加えて新興の中国のライバル会社とも競合している。
中国の急速な成長見込みを考慮しつつも、STXは海外ビジネスにおいて今後10~15年までの間は技術的優位な立場を持続することが可能であると同社幹部は語った。
お問合せ先
Satoko Hiasa
TEL: +61-2-8205-7353
EMAIL: satoko.hiasa@abnnewswire.net
| ||
|