Qantas (ASX:QAN)、改善の初期兆候を見る
Sydney, 2009年7月30日, AEST (ABN Newswire) - Qantas (ASX:QAN)は、指標となる部門に改善の初期兆候があるにもかかわらず、旅行業の需要の回復に関しては慎重であり、回復が持続するかを判断するのは時期尚早であると主張している。
Qantasのチーフ・エグゼクティブAlan Joyce氏は、便数が過剰であるため今後数ヶ月国際線航空運賃のディスカウントが続くだろうと語った。昨年末以降、景気停滞の中旅行を促進するため、航空会社は運賃を大幅に切り下げることを強いられてきた。
需要の下降は、旅客輸送よりも貨物市場でより深刻である。しかしJoyce氏は、通常幅広い航空業界の市場感情の早期指標である貨物市場は「流れが変わっているようだ」と語った。Qantasは、オーストラリア・中国間の貨物需要が強いことを経験していると同氏は語った。
Qantasは、ヨーロッパとアメリカへの2つの主要国際線ルートで苦しい競争に直面している。EmiratesとEtihadがヨーロッパ経由中東への収容能力を増大し、一方Virginの長距離航空V AustraliaとDelta Air Lines (NYSE:DAL)の太平洋間ルートの参入がアメリカへの便数を著しく増加した。
Qantasが太平洋間に世界初商業旅客ジェットサービスを開始してから水曜日で50年である。しかしQantasは、競争力を保つため安い航空運賃と競争し続けるほかないと述べている。
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