Sydney, 2009年1月8日, AEST (ABN Newswire) - Westpac Banking Corp (ASX:WBC) と Australia & New Zealand Banking Group (ASX:ANZ) がオーストラリア政府保証のサムライボンドを初めて販売する計画を立てている、と市場関係者が語った。
Westpac と ANZ は両オファーに対し、大和証券、日興シティグループ証券、野村證券に主幹事業務を委託した。
サムライボンドは円建てで日本に所在する外国の借主によって販売される。 Westpac が最初に1月に発行、2月に ANZ がこれに続くものと見られている、と関係者は語った。
オーストラリアの銀行は政府の保証プログラムのもと、世界中で資金調達を実施するために列を成している。そのプログラムは、国際金融危機において銀行を支援するため11月下旬に発効したものである。
オーストラリアの銀行は12月以降、大半を米ドル・豪ドル建てで約270億米ドルを保証付ボンドで調達した。しかしボンドの過剰供給という懸念から、借主たちは資金調達に向けて他の通貨や国々に注目するようになった。
オーストラリア連邦により保証されたボンドは、S&PとムーディーズによってトリプルAに格付けされている。この新たな資産区分は従来の政府ボンドと比べ大幅に高い利幅を持ち、またトリプルAに格付けされていることから、世界中の投資家によって注目されている。
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