Krucible Metals Limited (ASX:KRB) が Korella リン酸塩鉱床イットリウム濃縮地帯からの掘削結果を取得
Brisbane, 2011年3月1日, AEST (ABN Newswire) - Krucible Metals Limited (ASX:KRB) は、同社が 100% 保有する KORELLA リン酸塩鉱床の掘削試料から重レアアース元素イットリウム (Y) の特異な数値が得られたことを発表する。
Korella は、 Incitec Pivot (ASX:IPL) (PINK:ICPVF) が保有・運営する PHOSPHATE HILL 鉱山から約 5km 南に位置している。
以前に Krucible は、この良質リン酸塩地帯の隣接および上部地帯での部分的な試料採取から数件の高い REE 結果を確定していた。これに続き、 1 メートルの体系的な試料採取、および ALS Chemex Laboratories の専門的 Mass Spec 81 方式でのレアアース元素に対する Korella データベースの分析が行われた。
この作業結果の仮モデリングでは、 Inca 層 (上部‐イットリウム) と Beetle Creek 層 (下部‐リン酸塩) の断層作用を受けた地質的接点の良質リン酸塩地帯の真上に、イットリウム濃縮物の浅部傾斜地帯が覆い被さるように存在していることが示された。
+500ppm Y 曲線は、ストライク長約 3,500 メートル・幅 250-500 メートル・平均厚 3-4 メートルの区域にかけて延びている。推定比重 (SG) は 2.2 、平均深は約 27 メートルである。
また、西および南西方向へイットリウム地帯が拡張する可能性もあり、これまでの掘削では非常に広い間隔が取られてきた (400 x 400 メートルおよび 800 x 400 メートル)。
良質な交差には次のものが含まれる;
CBRC20 29m からの 908 Y での 2 メートル
CBRC41 44m からの 754 Y での 2 メートル
CBRC63 16m からの 2080 Y での 3 メートルおよび 19m からの 645 Y での13メートル
CBRC65 14m からの 790 Y での 5 メートル
CBRC74 26m からの 1140 Yでの 2 メートル
CBRC75 20m からの 2450 Y での 3 メートル
CBRC78 26m からの 846 Y での 5 メートル
CBRC89 14m からの 975 Y での 3 メートル
CBRC95 29m からの 950 Y での 3 メートル
CBRC128 19m からの 1390 Y での 3 メートル
CBRC136 14m からの 876 Y での 5 メートル
CBRC155 25m からの 1221 Y での 2 メートル
これまでの掘削結果の概要
500ppm イットリウム切断での平均 (35 掘削穴)
784ppm Y (0.1% Y2O3) および 7.2% P2O5 での 3.3 メートル
700ppm イットリウム切断での平均 (18 掘削穴)
963ppm Y (0.12% Y2O3) および 6.6% P2O5 での 3.8 メートル
経済的な数値を適用する前に潜在的な REE 鉱石の特徴や組成を確定すべく、 Korella では鉱物学的・冶金学的な試験作業の実施が必要となる。しかし、選鉱に従う場合、比較的良質で純度の高いリン酸塩の掘削内の表土として採掘されることから、イットリウム地帯は重要な経済的要素となりうる。
イットリウムは価値の高い重 REE (現在 Y 金属 1 キロあたり約 85 ドル・ Y2O3 粉末 1 キロあたり 70 ドル) であり、コンピュータ・携帯電話・テレビ・ハイブリッド車・防衛通信・風力タービン・ジェットタービン・水処理など多様に拡大する現代のテクノロジー産業における不可欠で掛け替えのない構成要素である。
図表を含む Krucible Metals の完全版アナウンスは、こちらのリンクからご参照ください:
http://www.abnnewswire.net/media/en/docs/66260-ASX-KRB-229580.pdf
お問合せ先
Mr Tony Alston
Managing Director
Krucible Metals Limited
Ph: +61-7-4772-5880
http://www.kruciblemetals.com.au/
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