オーストラリア市場レポート 2010年9月29日: Lynas Corporation (ASX:LYC) が日本とのレアアース供給契約を締結
Sydney, 2010年9月29日, AEST (ABN Newswire) - Lynas Corporation Limited (ASX:LYC) (OTCQX:LYSDY) は、マレーシア Kuantan にある Lynas Advanced Materials Plant (LAMP) での生産が予定される Mount Weld レアアースの供給に向け、日本の主要なレアアース消費先と新たな供給契約を締結した。この契約は、 LAMP での第1段階生産において年間1万1,000トンのレアアース酸化物から供給される製品に対するものになる予定である。 LAMP は2011年第3四半期の予定に向け進んでいる。同契約価格は、納入時点での製品に対する中国 FOB 市場価格に Kuantan から日本への FOB 納入費用を加算したものとなる。この契約には、双方の合意に基づき同契約の延長を可能とする条項が含まれる。 Lynas の西オーストラリア州 Mount Weld 鉱床は、世界中で知られている中で最も豊富なレアアースを持つ。同社はヨーロッパ・日本・米国の潜在的な顧客との関係を引き続き緊密に保っていく。
Olympus Pacific Minerals Inc. (TSX:OYM) (ASX:OYM) (OTCBB:OLYMF) はマレーシア Bau 金プロジェクトの管理権を93.55%へ増加させる合意に達した。同プロジェクトは、測定・表示56万オンスと推定189万オンスでの JORC 金資源を含有するものとして独立した評価を受けた。この資源には数種類の異なる鉱化が含まれ、複数の鉱床において浅部までの掘削がこれまでに実施され、継続的な探査を通じての更なる拡大可能性を持つ。既存資源の大半を測定・表示へと昇格させ、より深く横方向へ伸びる資源拡大を検査すべく、追加的な掘削プログラムが実施される予定である。
African Energy Resources Limited (ASX:AFR) はボツワナ Sese 石炭プロジェクトでのリソース定義掘削を10月中旬に開始する予定である。同プログラムは、更なる品質試験作業において利用される HQ コア径をまとめるための、1km間隔でのダイアモンド掘削穴約100ヶ所からなる。コア試料は近似分析と洗浄試験作業のため南アフリカへ送付されることとなる。資源評価を含む全作業は2011年第1四半期に完了される見込みである。
Sylvania Resources Limited (ASX:SLV) は、 Sylvania Dump Operations ("SDO") を運営する Sylvania Metals Limited における権益増加に向けた株式交換契約を締結した。同契約の完了に基づき、 Sylvania Resources Limited は SDO の100%オーナーシップを取得することとなる。 SDO は南アフリカにおいてプラチナ工場5ヶ所を運営、これらは全て建設済みで異なる運営段階にある。
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