第一生命保険相互会社は月曜日、東京証券取引所への上場に対する承認を受けた。
Sydney, 2010年2月23日, AEST (ABN Newswire) - 連邦準備金制度による先週の予期せぬ公定歩合引上げの考えに対し同制度の Ben Bernanke 議長が議会証言を行うことを投資家たちが待ったことから、米国は今年のこれまでの時点での1日当たり最少取引量で横ばいとなり取引を終えた。
資源株の大幅上昇を受け、月曜日のアジア市場は大半が反発した。輸出企業が米ドル高円安に支えられる中、日本の日経は2.7%上昇した。香港のハンセン指数は2.4%上昇した。上海証券取引所は旧正月休みの後再開して初日を迎え、長期間の休み前に発表された People's Bank of China による金融引締め策からの影響を依然として受けた上海総合は0.5%下落した。
企業ニュース
台湾の Formosa Plastics Corp. (TPE:1301) は、同社の主要石油化学事業から鉄鋼産業への多角化に向けた動きの中で、ベトナムでの年間200万メートルトンのステンレス鋼工場に対し20億米ドルを支出することを計画している。同精製・石油化学複合企業は、ベトナムでの炭素鋼工場計画の第1段階が完了した時点で同工場の建設を開始する予定である。これにより Formosa Plastics は東南アジア市場へのアクセスの機会を得ることとなる。
中国の証券監督機関は、ジョイントベンチャーにおける持株の再編に向けた SAIC Motor Co. (SHA:600104) と General Motors Co. からの計画を承認した。同ジョイントベンチャーにおける SAIC の持分は50%から51%へと増加する。この動きは、 SAIC がこの Shanghai GM ジョイントベンチャーからの収益を連結する支えとなりうる。これまでは50-50のパートナーとして国内の金融規制の下でこの動きが禁じられていた。 General Motors の保有分は同計画により49%へ減少することとなる。
Sembcorp Marine (SIN:S51) は掘削設備建設プロジェクトからの好調な営業利益率に先導され、前年には6,940万シンガポールドルであった第4四半期純利益において4倍となる2億9,720万シンガポールドルを報告した。掘削設備建設プロジェクトからの好調な営業利益率は、13億4,000万ドルとなった四半期収入における17%減に持ちこたえた。12月31日までの年間純利益は63%増加し、新記録となる7億シンガポールドルとなった。
工場エンジニアリング企業である日揮株式会社 (TYO:1963) は、新興市場での資源開発に対する堅調な需要により、3月までの会計年度において1兆200億円の記録的な受注残高を報告する見込みであると語った。
第一生命保険相互会社は月曜日、東京証券取引所への上場に対する承認を受けた。同社は4月1日の一部上場を予定しており、2年近くの間で世界最大の新規株式公開となる118億米ドルの調達を見込んでいる。同社は、みずほフィナンシャルグループ (TYO:8411) 、損害保険ジャパン (TYO:8755) 、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行など、安定株主となるものと見られる38の株主を持つ予定である。
お問合せ先
Tetsuya Okada
Asia Business News Asia Bureau
TEL: +61-2-8205-7340
EMAIL: tetsuya.okada@abnnewswire.net
| ||
|