日本大手商社の丸紅(TYO:8002)は、世界有数の規模を誇るシンガポールのバイオマスならびに石炭のコージェネレーションプラントの建設を受注した。この契約の規模は2億5千米ドル。
Sydney, 2010年2月10日, AEST (ABN Newswire) - 深刻な財政悪化が懸念されているギリシャへの支援策の検討を受けて、火曜日の米国株式は大幅に上昇した。ドイツの連立政府筋は、ユーロ圏政権がギリシャ救済実施の方向性を示していることを報じた。この報道を受けて一次産品価格ならびに資源株は高騰、ユーロが対米ドルで上昇した。
先日多くの市場が大幅に反発したことを受け、アジア各国株式は上昇傾向を継続すると予測されている。火曜日中国の上海総合は0.5%上昇、台湾のTaiexは2%、韓国のKospiは1.1%それぞれ上昇した。香港のハンセン指数はスイス金融大手UBSが黒字に転換したことに刺激され1.2%上昇した。
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パイオニア(TYO:6773)が伝えたところによると、同社は海外市場で9200万の新株を発行する。これには最大1200万株のオーバー・アロットメントによる株式が含まれる。パイオニアは、自動車用電子機器事業における中長期的な成長を達成し新興市場での事業を促進するための財政基盤を強化するねらい。同社によると、三菱電機(TYO:6503)が 38億円相当、三菱ケミカルホールディングス(TYO:4188)が9億1280万円相当の株式をそれぞれ引き受ける。
日産自動車(TYO:7201)は中国市場における好調とコスト削減措置が功を奏し昨年の第3四半期から黒字に転換。10月-12月四半期の営業利益は1340億7千万で、これは昨年同期に記録した991億9千万円の損失からの増加。日産はまた3月に終了する年度の年間見通しを上方修正し、営業利益を11月に予測した1200億円から2900億円とした。
日本大手商社の丸紅(TYO:8002)は、世界有数の規模を誇るシンガポールのバイオマスならびに石炭のコージェネレーションプラントの建設を受注した。この契約の規模は2億5千米ドル。同案件は中国のHuaneng groupがシンガポールに所有するTuas Power Ltdの子会社が丸紅に発注した。丸紅は今後もインドネシアやマレーシアをはじめとする東南アジア地域において、今回のようなビジネスチャンスを期待していると述べた。
Hanwha Group (SEO:000880)の関連会社三社が保険料において韓国第二大手の生命保険会社Korea Life Insurance Coの株式合計1370万株の売却を計画している。Hanwha CorpとHanwha Chemical (SEO:009830)はそれぞれ450万株、未上場のHanwha Engineering & Constructionは470万株のKorea Life株式を売却する予定。
スペインのTelefonica (NYSE:TEF)とChina Unicom (HKG:0762) (NYSE:CHU)は、現在未開拓であるアジアとアフリカ地域においてジョイントベンチャーの可能性を検討中であるとChina Unicom会長が報じた。Telefonicaが所有するChina Unicom株式は8%超にすぎず、China Unicom保有の同スペイン電話会社株式は0.87%である。
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