Elpida Memory Inc (TYO:6665)
Sydney, 2010年1月6日, AEST (ABN Newswire) - 投資家たちが年明けの反発後に小休止を取り、また金曜日に発表される予定の給与・雇用データを前に警戒を強めたことから、ウォール街は入り混じった状態で取引を終えた。ウォール街での好調な動きに続いて、アジアの株式は大半が値を上げて取引を終えた。香港のハンセン指数は2.1%上昇、上海総合は1.2%上昇となった。
世界経済の回復について投資家たちが引き続き前向きであったことから、リスク性の高い資産に対する積極性が支えられた。米国の低調な住宅データにより不動産市場の回復が依然として脆い状態であることが示され、米ドルは下落した。
企業ニュース
資産において日本第3位の規模の銀行である三井住友フィナンシャルグループ (TYO:8316) は、今月普通株の発行により約8,000億円を調達するものと見られる、と情報筋が語った。これは今会計年度において同行2度目の資本増強となる。国際的な規制機関が金融機関に対しより厳格な資本条件を適用する予定であることから、日本の各銀行は資金調達の機会を求めてきた。12月には、日本最大の銀行である三菱UFJフィナンシャル・グループ (TYO:8306) が資本基盤強化のために1兆円超を調達した。
China National Chemical Engineering Co. (SHA:601117) は水曜日、上海証券取引所において同社株式を木曜日に上場する計画を立てていると語った。元建てのA株式12億3,000万株を販売した同社の新規株式公開を通じ、同社は先月67億元を調達した。この収益は、情報システムの構築、設備購入や運営資金の補強に使われる予定である。
日本のエルピーダメモリ (TYO:6665) と台湾の PowerchipSemiconductor Corp. (TPO:5346) のメモリチップ・ジョイントベンチャーである Rexchip Electronics Corp. は、今年台湾における新規株式公開を計画している。また同社は、更に進んだ生産技術に対する投資を昨年の2億米ドルから3億8,000万米ドルへと増加する予定である。
オーストラリアの Qantas Airways (ASX:QAN) の低価格帯子会社である Jetstar とマレーシアに基盤を置く低価格帯航空会社 AirAsia (KUL:AIRASIA) は、コストを削減し専門知識を集めることで、最終的に両航空会社においてより安い運賃を実現するための提携を結んだ。また両航空グループは航空機の共同調達の機会も探っている。
今日の任天堂 (TYO:7974) の株式は、米国での Wii ゲーム機の売上が12月に最高値を記録したと同社が語ったことを受けて上昇した。また任天堂は、米国での同社 DS 携帯ゲーム機の売上が2009年に史上最高を記録した模様であるとし、ヨーロッパでのポータブル機の総売上が4,000万台に達し同地域史上におけるベストセラー・ビデオゲーム機となったと語った。
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