三菱自動車(TYO:7211)は、PSA Peugeot-Citroen(EPA:UG)と資本提携に関する話合いを進めており、これが決まれば同フランス自動車メーカーが三菱自動車の筆頭株主となる。この発表を受けて三菱自動車の株価は20%近く上昇。 PSA Peugeot Citroenは、日本第四大手の三菱自動車の30~50%の株式を買収するにあたり、最大3千億円を投入する可能性がある。この取引が成立すれば、三菱自動車の電気自動車技術向上ならびに欧州におけるブランド力の強化につながると投資家らは見ている。
Sydney, 2009年12月3日, AEST (ABN Newswire) - 木曜日のアジア各国の株式市場は、米国の経済データが世界経済の順調な回復振りを示唆したことから、概して堅調に推移した。
東京株式市場は、円安の影響で自動車メーカーやその他輸出関連企業株が値上がりし高値で取引を開始した。朝方には米ドルは87円レベルまで上昇し、14年ぶりの安値となる84円台から回復した。ソウル株式市場は心理的な節目である1600ポイントの大台に乗り、ドバイ金融不安による下げ分を取り戻した。
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三菱自動車(TYO:7211)は、PSA Peugeot-Citroen(EPA:UG)と資本提携に関する話合いを進めており、これが決まれば同フランス自動車メーカーが三菱自動車の筆頭株主となる。この発表を受けて三菱自動車の株価は20%近く上昇。 PSA Peugeot Citroenは、日本第四大手の三菱自動車の30~50%の株式を買収するにあたり、最大3千億円を投入する可能性がある。この取引が成立すれば、三菱自動車の電気自動車技術向上ならびに欧州におけるブランド力の強化につながると投資家らは見ている。
産業筋が伝えたところによれば、SamsungElectronics Co. (SEO:005930)は来年、DRAMに5兆ウォン、NANDフラッシュメモリーとシステムLSIに2兆ウォン、計7兆ウォン近くを半導体事業に投入する計画をしている。また別件として、Samsung Electronicsは木曜日、液晶ディスプレイ装置に関してシャープ(TYO:6753)がサムソンの特許を侵害しているとして米国際貿易委員会に提訴することを発表した。
香港のFirst Pacific Co Ltd (HKG:0142)は、同社がPhilex Mining Corp (PSE:PX)の株式の9.2%を2億200万米ドルで買収したことを伝えた。この取引によりFirst PacificはPhilex株の40.7%を保有することになり、単独筆頭株主となる。Philex Mining Corpは、同社が香港のFirst Pacificとの取引を発表した後、大きく値を下げた。
Dell Inc. (NASDAQ:DELL)は、同社はポーランドのパソコン工場を台湾の電子機器大手でHon Hai Precision Industry Co (TPE:2317)の事業部であるFoxconnに売却する合意に達したと発表した。数ヵ月後に製造を終了させた後、同工場はFoxconnの監督の下で引き続きDellコンビューターの製造を継続する見込み。Dellは今年、アイルランドとノースキャロライナの工場を閉鎖した。同社は現在、テキサス、ブラジル、中国、インド、マレーシアに工場を保有している。
General Motors Co. とSAIC Motor Corp. (SHA:600104)は、インドにおける合弁事業に関して金曜日に発表を行う見通しであると本件に詳しい情報筋が伝えた。GMは既にインドで乗用車の製造を開始しており、この合弁事業により更なる事業拡大を行なう見通しであると見られている。
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