Minara Resources Ltd(ASX:MRE):2010年度にはニッケル価格9%上昇の見込み
Sydney, 2009年9月4日, AEST (ABN Newswire) - 中国の鉄鋼マーケットが回復の兆しを見せていることから、ニッケル価格が2010年には約9%回復する見込みであると、Minara Resources Ltd(ASX:MRE)のChief Executive、Peter Johnston氏が語った。
現在のニッケル価格は約1万8300米ドル、2007年の中国における製鋼ブームの絶頂期には最高約5万5000米ドルであった。2008年に中国の製鋼所が生産を減少させた際には、8900米ドルまで下落した。
中国の鉄鋼メーカートップ、Baoshan Iron & Steel(SHA:600019)は、前半期には鉄鋼分野において損失を転じて利益としており、今年度は収益を見込んでいる。ニッケルはステンレススチールの主要原料で、生産コストの60%を占める。Boashanは、ニッケル在庫を最小減に抑えステンレススチールのコストを縮小化させることで、世界経済危機下でのニッケル価格変動からのプレッシャーを軽減させている。
Johnston氏によれば、2009年のニッケルの需要と生産は20%減少する。「そのような状況が続くとは思っていなかった」と豪ニッケル生産会社のchiefである同氏は語った。Johnston氏によれば、中国のニッケル消費は「回復の兆しを見せている」。
東アジアや米国が回復の兆しを見せているにもかかわらず、欧州や日本のマーケットは未だ弱気に傾いているとJohnston氏は語った。
お問合せ先
Satoko Hiasa
TEL: +61-2-8205-7353
EMAIL: satoko.hiasa@abnnewswire.net
| ||
|