Sydney, 2009年5月27日, AEST (ABN Newswire) - 豪州のANZ銀行(ASX:ANZ)は、王立スコットランド銀行(LON:RBS)のアジアに於ける資産の取得に関し依然協議中である事を明らかにした。ANZの交渉チームは今月、シンガポール及び香港を訪問した。
RBSはアジアに於ける資産全てを単独の機関に売却したい考え。しかしANZが総額25億豪ドルに相当する同資産の全てを買収する事はないものと見られる。5月10日、ANZは香港上海銀行(NYSE:HBC)(LON:HSBA)及びスタンダード・チャータード銀行(LON:STAN)とともに、売却先の最終選考リストにあげられた。同3社のうち、ANZによる入札価格が最も低いものとみられる。
ANZは、アジアに於ける事業拡大戦略が順調に進んでいるとし、RBSのアジア資産の一部取得はこの戦略に沿ったものだとしている。ANZはアジア地域の「スーパーバンク」となる事を目指し、今年、資産取得を行う計画である。Mike Smith社長は先頃、資産取得に向け、増資が必要となる可能性があると語っている。
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