Seoul, 2009年1月9日, AEST (ABN Newswire) - 韓国の石油化学メーカーは需要の大幅な減少に対応するため経営縮小を進めている、と業界関係者が火曜日に語った。

LG Chem Ltd. (SEO:051910) や SK Chemicals Co. (SEO:006120) など韓国の石油化学企業は、経営の合理化や相乗効果を生むための子会社の売却に取り組んでいる、と関係者は語る。

中国での石油化学製品に対する需要の急落により、韓国企業は7月以降苦難を強いられてきた。韓国の大手化学製品メーカー LG Chemical は、今年3月末までに工業原料部門を分離することを先月決定した。

12月には SK Group の石油化学企業 SK Chemical が、子会社である SK Petrochemical を同グループの別企業 SK Energy Co. へ41億ウォンで売却した。 SK Chemical も、韓国と中国にある同社ポリウレタン2工場を、米国の化学企業 Lubrizol Corp へ売却した。

さらに、韓国の家族経営コングロマリットである Lotte Group の企業 Honam Petrochemical Corp. (SEO:011170) は、同社完全所有の企業 Lotte Daesan Petrochemical Corp. と1月1日に合併した。

中国における石油化学製品への需要減のため、昨年11月中旬には Yeochun NCC Co. を含む石油化学企業数社が、ソウルの南455kmの Yeosu にある工場を閉鎖した。

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