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ASX:GNC ISIN:AU000000GNC9
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オーストラリア株式市場は、金曜日、金融、エネルギー及び資源部門に先導され、低値で開始された。昨晩、米国市場が損失を伴う変動の多い立会いで終了し、公益企業及び消費者企業の落胆的な収益と一群の強気の収益報告との間で、投資家は揺れ動いた。
オーストラリア株式市場は水曜日、金属価格の下落により資源大手のBHP BillitonとRio Tintoが値を下げたことに影響され下落。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は69.8ポイント・1.5%下落の4648.5ポイント、全株価指数は65.1ポイント1.4%下落の4665.9ポイントとなった。
火曜日のオーストラリアの株式市場は、ヨーロッパ株式市場とウォールストリートに先導され、銀行株と資源関連株を中心に大きく値を上げた。取引終了時のS&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は69.1ポイント・1.49%上昇し4704.2ポイント、全株価指数は64.9ポイント・1.39%上昇の4724.4ポイントとなった。
米国の商務省が第3四半期のGDP・消費者支出予測を引き下げたことから、昨夜の米国株式は値を下げて取引を終えた。第3四半期の米国経済成長は以前に予測されていた3.5%拡大から2.8%へと下方修正された。中国の銀行規制当局による自己資本比率条件により同国の融資業者が中国での融資を緊縮せざるを得なくなるのではないか、と投資家たちは懸念した。
落胆的な一連の経済報告により打撃を受けた下落基調の1週間の後、月曜日の米国株式は反発した。 Goldman Sachs が大型銀行を支持、あるレポートにおいてサービス業が11ヶ月の縮小のあと成長へ戻ったことが示され、同市場は上昇した。
個人収入、消費者支出、週間失業件数、製造業・住宅販売といった今後発表される重要データに対する懸念とともに、地域経済における落胆的なデータを受けて、昨夜の米国株式は下落した。
米国金融市場は、9月の米国消費者意欲指数の予想外の落ち込みから値を下げた。ここ半年間のウォール街先導役であった米国テクノロジー株が下げを記録したことが、昨日の市場の下落につながたった。The Conference Boardの9月の消費者意欲指数は53.1で、国民の雇用市場への不安から8月の54.5を下回った。
金曜日のウォール街は上昇傾向で7月最後の取引を終えた。予測よりも良い内容の業績報告に支えられ、ダウ指数は週間で0.86%・月間で8.58%上昇した。米国政府は金曜日、 GDP が第2四半期において1%低下したと報告した。これは経済専門家たちが約1.5%と予測していたものである。この結果により、世界大恐慌以降最悪の不況が終わりに近づいているという確信が投資家たちの間で強まった。
金曜日のオーストラリア株式は1.3%上昇したが、週間では4.3%の下落となった。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は49.8ポイント上昇し3,773.2、全株価指数は48.1ポイント・1.3%上昇の3,758.9ポイントとなった。米国経済に対し神経を尖らせることから、国内市場は弱まるものと見られている。
オーストラリアの株式は5年間での最低水準で取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は0.1%・4.1ポイント下落の3,327.5、全株価指数は0.1%・3.5ポイント下落の3,281.5ポイントとなった。
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