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連邦準備金制度の金融政策会議に先立ち、月曜日のウォール街は入り混じった状態で取引を終えた。連邦準備金制度はほぼゼロとなっている金利を据え置くものと広く見られているが、経済刺激策の縮小を始める可能性があると考えられている。エネルギー株・原材料株・金融株が過剰買いされたとの懸念から、トレーダーたちはテクノロジー株や医療株へと移った。
最悪の時期は過ぎたという前向きな心理から高リスク資産に対する投資家たちの積極性が増したことにより、昨夜のウォール街は堅調な上昇を記録した。金融株の買いや米国の工業生産データにおける大幅上昇により、株式は押し上げられた。
フィリピン食品飲料大手San Miguel Corp(PSE:SMC)は、同社の第二四半期の純利益が前年比6倍に上昇したと発表した。これは主に日本飲料メーカー、キリンホールディングス(TYO:2503)への資産売却によるものである。
金曜日に発表される予定の主要な雇用データに対し投資家たちが不安を抱いたことから、木曜日の米国株式は2日連続で下落した。同データにおいて失業率が26年間での最高値となった6月の9.5%から上昇し9.6%になるものと経済専門家の多くは予測している。
ウォール街での上昇を受けて昨日のオーストラリア株式は上昇した。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は71.1ポイント・1.8%上昇し3,995.6、全株価指数は70.3ポイント・1.8%上昇の3,987.8ポイントとなった。
エネルギー部門に引き摺られ、月曜日のオーストラリア株式は取引後半に下落した。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は16.9ポイント・0.43%下落し3,886.9、全株価指数は16.8ポイント・0.43%下落の3,882.7ポイントとなった。アナリストたちは、会計年度末を前に国内市場では方向性の定まらない状態が続くものと見ている。
コカ・コーラ・アマティルは、競合他社がシェア獲得の為に行なっている大幅な値引き販売の動きには追随しないものと見られる。同社は競合企業との値引き合戦よりも、自社及び卸売り業者の収益性の維持を目指すという。
ウォール街からの弱い先導に関わらず、昨日のオーストラリア株式市場は値を上げて取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は81.7ポイント・2.2%上昇し3,817.3、全株価指数は79.0ポイント・2.1%上昇の3,800.6ポイントとなった。今日の国内市場は、上昇する一次産品価格に支えられる可能性がある。
先週金曜日のオーストラリア株式は若干高で取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は3ポイント・0.1%上昇し3,941.7、全株価指数は7.5ポイント・0.2%上昇の3,919.6ポイントとなった。
金曜日のオーストラリア株式は若干安となった。金曜日のS&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は10.9ポイント・0.3%下落し3,769.6、全株価指数は6.8ポイント・0.2%下落の3,737.9ポイントとなった。
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