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ウォール街からの強い先導に関わらず、水曜日のオーストラリア株式は若干安で取引を終えた。国際的な混乱の中、市場は引き続き方向性を模索している。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は9.2ポイント・0.25%下落し3,668.2、全株価指数は5.9ポイント下落の3627.2ポイントとなった。
昨日のオーストラリア株式は全部門において値を下げて取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は1.48%・51.1ポイント下落の3,413.2、全株価指数は1.33%・45.3ポイント下落の3,366.9ポイントとなった。今週の国内市場はこれまで4.1%下落し、ベースメタルや石油価格の低下のあと株式は更なる下落を記録する可能性がある。
海外市場からの先導により、先週のオーストラリア株式市場は1%上昇で取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は41.3ポイント・1.2%上昇の3,469.9、全株価指数は34.9ポイント・1%上昇の3,407.5ポイントとなった。
不動産・鉱業部門に引き摺られ、水曜日のオーストラリア株式は2%超下落した。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は70.8ポイント・2.02%下落の3,437.9、全株価指数は66.8ポイント・1.94%下落の3,382.3ポイントとなった。米国サービス業の縮小ペースが鈍化したことや中国の国家購買担当者景況指数が中国における回復を示したというニュースから、市場では一定の信頼感が回復される可能性がある。
投資家たちが政府による2大自動車メーカーの救済に期待し、最悪の金融危機がようやく終結するのではないかとの希望を抱き、米国の株式は4取引連続で上昇した。
2日間の売りにより主要指数が5年間での最低水準へ押し下げられた後、金曜日の米国株式は力強く反発した。米国経済が不況へ転落することを防ぐ大規模な経済刺激策が Obama 氏によって計画されるとの期待のもと、ウォール街では急上昇が記録された。
週末のG20経済サミットが投資家の恐怖心を和らげることができず、国際不況の懸念が高まり、米国の株式市場は暴落、ダウは231.06ポイント下落した。日本が不況を避けられないというニュースに市場が反応したため取引は緊張状態が続き、米国経済が同じ道を進んでいく可能性が高いという見方が強まっている。
土曜日の締切り前のヘッジファンド売りに伴い、金曜日のウォール街は下落した。金曜日のオーストラリア株式市場は、米国からの強い先導と上昇基調のベースメタル価格により週半ばの大幅な下落から反発、1%超上昇し取引を終えた。G-20のリーダーたちはワシントンで週末開かれた会議において具体的な経済刺激策を打ち出せなかった。これを受けてアナリストたちは、市場の不安定な状態は続くが、底に近づいているものと見込んでいる。
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