Australia and New Zealand Banking Group Limited
ASX:ANZ ISIN:AU000000ANZ3
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ウォール街からのプラス先導に関わらず、今日のオーストラリアの株式は取引前半において下落を続けた。ギリシャとポルトガルに対する信用格付けの格下げを受け、昨日のアジアとオーストラリアの各市場は大幅下落となった。今日のオーストラリア市場は金融株に先導され下落した。
一次産品価格の低下とギリシャ債務問題の懸念により米国市場が下落したため、アジア市場は月曜日弱い相場での開始が見込まれる。日本市場は春分の日で閉場である。金曜日大半のアジア市場は上昇した。日本の日経平均株価指数は0.8%上昇し、円安が輸出業者を後押しした。金曜日Alunimium Corp of Chinaは10%上昇し、中国の上海総合も上昇した。香港のハンセン指数は0.2%上昇、韓国の Kospi は0.7%上昇した。
金曜日のオーストラリア株式市場は、National Australia BankとTelstraが値下がりし、全体として値を下げて取引を終了した。取引終了時のS&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は19.8ポイント・0.42%下落し4650.5ポイント、全株価指数は17.7ポイント・0.38%下落の4,671.9ポイントとなった。また豪ドルは金曜日に10週間ぶりの低値を記録し、1豪ドル0.8888米ドルで取引を終了した。
オーストラリア株式市場は、利子率値上げを受けて不良債権増となることへの懸念から銀行株が下落、わずかに値を下げて取引を終了した。S&Pオーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は5.9ポイント・0.13%下落し4670.60ポイント、全株価指数は0.19%下落し4686.40ポイントとなった。
火曜日のオーストラリア市場は、米ドルの急騰を受けて一次産品価格が下落したことから資源関連株を中心に取引が手控えられ、値を下げて取引を終了した。S&Pオーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は25.7ポイント・0.6%下落し4676.5ポイント、全株価指数は26ポイント・0.6%下落し4695.2となった。
Intel 等のテクノロジー企業が格下げを受けたことから、米国株式は2日目の下落となった。一次産品価格の低下に伴い、エネルギー・原材料企業株も下落した。
先日の米国株式市場は、G20の財務大臣ならびに中央銀行が回復の兆しが確実になるまで景気刺激策を継続することを約束したことを受けて、今年最高の高値を記録した。ダウ・ジョーンズ平均株価は200ポイント上昇、インデックスの30のうち29が上昇を記録した。
Alcoa の前向きな業績報告、予測よりも良い内容となった週間の失業件数や消費者支出を受けて、昨夜の米国株式は値を上げて取引を終えた。米国の小売業者が1年超の間で初めて既存店売上高の増加を記録したことも、投資家たちを後押しする要因となった。
米国金融市場は、9月の米国消費者意欲指数の予想外の落ち込みから値を下げた。ここ半年間のウォール街先導役であった米国テクノロジー株が下げを記録したことが、昨日の市場の下落につながたった。The Conference Boardの9月の消費者意欲指数は53.1で、国民の雇用市場への不安から8月の54.5を下回った。
ANZ (ASX:ANZ) bankは今日、中国西部に初の地方銀行を公式に開業した。これはオーストラリアの銀行として中国の地方マーケットに参入した初めてケースとなる。
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