オーストラリア市場レポート12月21日:投資家は安全圏へ
金曜日のオーストラリア株式市場は、National Australia BankとTelstraが値下がりし、全体として値を下げて取引を終了した。取引終了時のS&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は19.8ポイント・0.42%下落し4650.5ポイント、全株価指数は17.7ポイント・0.38%下落の4,671.9ポイントとなった。また豪ドルは金曜日に10週間ぶりの低値を記録し、1豪ドル0.8888米ドルで取引を終了した。
金曜日のオーストラリア株式市場は、National Australia BankとTelstraが値下がりし、全体として値を下げて取引を終了した。取引終了時のS&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は19.8ポイント・0.42%下落し4650.5ポイント、全株価指数は17.7ポイント・0.38%下落の4,671.9ポイントとなった。また豪ドルは金曜日に10週間ぶりの低値を記録し、1豪ドル0.8888米ドルで取引を終了した。
今朝のアジア株式は大半が横ばいで取引を開始した。消費者部門のレポートが投資家の信頼感を引き上げたことから、金曜日のウォール街は値を上げて取引を終えた。このデータにより、米国の金利が近々引き上げられるのではないかという期待が高まった。中国の力強い成長データを受け、イギリスやヨーロッパの株式も上昇した。
オーストラリア株式市場は、利子率値上げを受けて不良債権増となることへの懸念から銀行株が下落、わずかに値を下げて取引を終了した。S&Pオーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は5.9ポイント・0.13%下落し4670.60ポイント、全株価指数は0.19%下落し4686.40ポイントとなった。
火曜日のオーストラリア市場は、米ドルの急騰を受けて一次産品価格が下落したことから資源関連株を中心に取引が手控えられ、値を下げて取引を終了した。S&Pオーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は25.7ポイント・0.6%下落し4676.5ポイント、全株価指数は26ポイント・0.6%下落し4695.2となった。
アジア各国の株式市場の多くは金曜日、米雇用統計を控えて利食い売りが広がったことから値を下げた。
ドバイの負債再編計画を受け、水曜日の米国株式は年間での最高水準近くへと上昇した。近付きつつあるホリデーショッピング期への期待により市場は支えられ、小売業者 Staples や Guess は第3四半期において好調な収益を記録し、市場予測を上回る見通しを発表した。
先日の取引で大きな反発を記録したアジア各国株式市場の火曜日の取引は、概して安定していた。11月最後の取引日であった先日、ダウ平均株価指数はプラスで引けた。ドバイで起きている金融不安にも関わらず、5ヶ月連続でプラスを記録した。