オーストラリア市場レポート 7月24日:上昇再開へ向けた動き
ダウ指数が1月以降初めて9,000ポイントを上回ったことを受けて、昨夜のウォール街は力強い上昇を記録した。同市場は上向きの住宅データや好ましい企業業績により後押しを受けた。
ダウ指数が1月以降初めて9,000ポイントを上回ったことを受けて、昨夜のウォール街は力強い上昇を記録した。同市場は上向きの住宅データや好ましい企業業績により後押しを受けた。
ウォール街での反発に続き昨日のオーストラリア株式は大幅に上昇した。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は129.6ポイント・3.5%上昇し3,867.1、全株価指数は120.8ポイント・3.2%上昇の3,858.8ポイントとなった。米国での第1週の収益報告が市場の信頼感をある程度回復させたことから、海外市場における上昇はオーストラリア株式を引き続き支えるものと見られる。
市場が米国企業からの更なる金融報告を待っていることから、木曜日のオーストラリア株式は横ばいで取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は4.6ポイント・0.1%下落し3,763.3、全株価指数は4.6ポイント・0.1%下落の3,761.4ポイントとなった。昨日報告された予測よりも良い内容の雇用データにより、市場心理は支えられた。
トレーダーたちが経済見通しに対し警戒したことから、昨日のオーストラリア市場は横ばいで取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は1ポイント・0.03%上昇し3,767.9、全株価指数は1.8ポイント・0.05%下落の3,766.0ポイントとなった。今日はオーストラリア統計局から発表される失業率に投資家たちの注目が集まるものと見られる。
低調なベースメタル価格を受けて昨日のオーストラリア株式は若干安となった。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は16.8ポイント・0.4%下落し3,766.9、全株価指数は16.4ポイント・0.4%下落の3,767.8ポイントとなった。
金曜日のアジアおよびヨーロッパ市場は下落した。一方、ウォール街は休日で閉場となった。望ましくない失業データにより米国株式が下落したことを受けて、金曜日のオーストラリア株式は値を下げて取引を終えた。また一次産品価格も低下した。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は49.1ポイント・1.27%下落し3,828.2、全株価指数は48.6ポイント・1.25%下落の3,826.6ポイントとなった。オーストラリア準備銀行は火曜日の役員会開催後に公定歩合を発表する予定である。
金融株・資源株に先導され、昨日のオーストラリア株式は大幅に値を下げて新会計年度をスタートした。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は80.9ポイント・2.05%下落し3,874、全株価指数は75.5ポイント・1.91%下落の3,872.3ポイントとなった。