オーストラリア市場レポート12月23日:海外市場に先導され上昇
火曜日のオーストラリアの株式市場は、ヨーロッパ株式市場とウォールストリートに先導され、銀行株と資源関連株を中心に大きく値を上げた。取引終了時のS&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は69.1ポイント・1.49%上昇し4704.2ポイント、全株価指数は64.9ポイント・1.39%上昇の4724.4ポイントとなった。
火曜日のオーストラリアの株式市場は、ヨーロッパ株式市場とウォールストリートに先導され、銀行株と資源関連株を中心に大きく値を上げた。取引終了時のS&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は69.1ポイント・1.49%上昇し4704.2ポイント、全株価指数は64.9ポイント・1.39%上昇の4724.4ポイントとなった。
ドバイの負債再編計画を受け、水曜日の米国株式は年間での最高水準近くへと上昇した。近付きつつあるホリデーショッピング期への期待により市場は支えられ、小売業者 Staples や Guess は第3四半期において好調な収益を記録し、市場予測を上回る見通しを発表した。
水曜日のアジア各国株式市場は、ウォールストリートの不調を受けて混乱した。東京株式市場は低値から取引を開始した後、明るい兆しを示した貿易数値や安値買いなどから反発した。香港株式ならびに韓国株式は、前四半期の米国経済が事前予測を下回る回復ぶりを示したことから値を下げた。
今朝のアジア各国の株式市場はじり高の展開となった。日経平均株価指数は4カ月ぶりに9600円台に下落、東京建物が最大456億4千万円規模の新株を発行することを発表したことを受けて、値を戻した形となった。韓国株式市場は主要な技術系企業関連株が値を上げたことから上昇した。
主要小売業者や The Walt Disney Co からの前向きな業績により、金曜日の米国株式は後押しを受けた。記録的な数の米国企業が第3四半期における業績見込みを上回った。大半の企業が報告を終えた今週、小売売上げ・インフレ予測・住宅着工数などの新たな経済データに注目が集まる。
水曜日のアジア各国の市場は主に高値を記録した。前向きな機械受注データや、これを受けて米ドルが円に対して下げを見せたことから日本市場は急騰した。世界銀行総裁のRobert Zoellick氏は今日、シンガポールでの会議において、準備通貨としての米ドルの役割は損なわれていないが、今後10~15年間は中国元がその役割を担う可能性があるかもしれないとコメントした。
米国の失業率が9月の9.8%から上昇し10月に10%を超えたことが労働省の報告により示されたものの、金曜日のウォール街は若干の上昇を記録した。しかし失職数は1年超の期間での最低水準へ低下した。