オーストラリア市場レポート 2月18日:オバマ氏の計画署名による活性化ならず
イギリスの銀行がさらなる資金調達を必要とする可能性があると投資家たちが懸念したため、昨日のオーストラリア株式は金融株に引き摺られ大幅に下落した。企業の望ましくない売上報告も市場を押し下げた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は1.5%・52.6ポイント下落の3,464.3、全株価指数は1.4%・49.1ポイント下落の3,412.2ポイントとなった。
イギリスの銀行がさらなる資金調達を必要とする可能性があると投資家たちが懸念したため、昨日のオーストラリア株式は金融株に引き摺られ大幅に下落した。企業の望ましくない売上報告も市場を押し下げた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は1.5%・52.6ポイント下落の3,464.3、全株価指数は1.4%・49.1ポイント下落の3,412.2ポイントとなった。
悪化する経済は米国の経済刺激策からの支援をすぐには受けられないのではないかという懐疑心や不安が投資家たちに残ったことから、昨日のアジア市場は下落した。休みが明け取引を再開した東京の株式は、大半を銀行・輸出業者からの先導により3%下落した。香港のハンセン指数は2.3%減、上海総合は0.6%減となった。今日のアジアにおける主要指数は下落傾向が続く模様である。
昨日のオーストラリア市場は若干安で取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は19.9ポイント・0.6%下落の3,488.7、全株価指数は17.2ポイント・0.5%下落の3,428.6ポイントとなった。
打撃を受けた日本の日経が約1%減の7,682.1ポイントで取引を終え、昨日のアジア市場は広く値を下げた。中国、香港、台湾、韓国やシンガポールなど主要市場の多くは、旧正月休みで閉場している。
東京の株式は金曜日、 Sony Corp. の年間営業損失の見通しや米国での低調な企業売上げによる米国株式の下落により投資家の心境が打撃を受け、大幅に値を下げて取引を開始した。昨日のアジア各市場はウォール街からのプラス先導を受けて上昇した。香港のハンセン指数は0.6%上昇し12,657.99となった。上海総合指数は1%上昇。韓国の Kospi 総合指数は1.1%上昇し1,116.23であった。
昨日のオーストラリア株式市場は少ない取引で終了した。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は26.8ポイント・0.7%下落の3,687、全株価指数は16.8ポイント・0.5%上昇の3,638.9ポイントであった。市場は米国の傾向に続くと見られているが、上昇する石油価格・一次産品価格が資源部門を後押しする可能性がある。
S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は8.5ポイント・0.23%下落の3,713.8、全株価指数は3.6ポイント下落の3,655.7ポイントとなり、先週金曜日のオーストラリア株式市場は新年の取引開始日に低調なスタートを切った。米国からの前向きな先導にかかわらず、期待するには早すぎるとアナリストたちは警告する。今後の報告期においての悪い知らせも予想され、市場はこれから3ヶ月間、不安定な状態が続く可能性がある。