Mount Gibson Iron Ltd (ASX:MGX)は2009年12月31日までの半期純利益を3940万豪ドルとした。これは前年同期の1330万豪ドルから195％の増加。収益は6％増加の2億4670万豪ドル。
Sydney, 2010年2月12日, AEST (ABN Newswire) - オーストラリア株式は、雇用データが予想以上の回復を見せたことを受けて値を上げた。Rio Tinto株が、上向きの収益結果を報告したBHP Billitonに続くであろうという期待を受けて上昇したことも上げの一因となった。取引終了時のS&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は40.9ポイント・0.91%上昇の4554.3ポイント、全株価指数は42.8ポイント0.94％上昇し4575.8ポイントとなった。
注目の経済事象と数字
オーストラリア統計局の示したデータによると、1月の失業率は12月の5.5％から5.3%へ予想外の減少となった。これは経済の回復を示す兆候。 豪ドルはこのニュースを受けて約1米セント近く急騰した。今回の1月の減少で、失業率は3ヶ月連続の下落、1月以来最低となった。
Melbourne Instituteの消費者インフレ期待調査は、物価圧力は2月に和らぐと消費者が予想していることを示した。2月の予測インフレ率の平均値は、先月の3.5%から3.2%に下落した。
企業合併＆買収ニュース
Liquefied Natural Gas Ltd (
ASX:LNG)はクイーンズランド州のFisherman's Landingプロジェクトを同社の子会社Gladstone LNG Pty Ltd.の売却を通じてArrow Energy Ltd (ASX:AOE)に売却することで合意した。Arrow Energyは、炭層ガス輸出プロジェクトを5100万豪ドルの前金を支払い完全買収する。最終的な決断が下されればLNG Ltdに対して追加的に2400万豪ドルが支払われる。技術使用料としてのライセンス料500万米ドル、2400万豪ドルがプラントが年間100万トン(Mtpa)の生産率に達した時点で支払われる。同プラントが第2加工作業を通じて年間300万トンに達した時点で、LNG Lｔｄは6350万ドルの支払いを受ける。
Cardno Ltd (ASX:CDD)はオーストラリアに拠点を置くビル管理関連コンサルティング・エンジニアリング企業のITC Groupを企業価値ベースに運転資金の調整分として200万豪ドルを加えた1840万豪ドルで買収した。ITCは年間約2千万豪ドルの受取報酬をCardnoにもたらすと見込まれている。
重要企業ニュース
Telstra (ASX:TLS)は12月31日までの半期純利益を18億5千万豪ドルとした。これは前年同期比で3.3％の減少。同社はこの減収の原因を事業のひとつであるKAZの売却などとした。
James Hardie Industries to (ASX:JHX)は12月31日までの3ヶ月間の純営業利益は2980万米ドルに増加したことを発表した。同社は米国住宅市場が回復するとの予測から、年間利益見通しを上昇修正した。
Amadeus Energy (ASX:AMU)は前期業績のまとめ作業をすすめており、同社のEBITDA(金利・税金・償却前利益、支払利息・税金・減価償却・償却控除前利益)はおよそ1200万豪ドルとなると予測。同期のNPATは100万～150万豪ドルとなると見込んでいる。
Mount Gibson Iron Ltd (ASX:MGX)は2009年12月31日までの半期純利益を3940万豪ドルとした。これは前年同期の1330万豪ドルから195％の増加。収益は6％増加の2億4670万豪ドル。
土木建設会社のDecmil Group (ASX:DCG)は2010年度上半期の税引き後収益を900万豪ドルとした。これは前年同期の54万豪ドルからの増加。同社の子会社Decmil Australiaの拡大と大規模な契約の獲得がこの原動力となった。2009-10年度は注文引受の観点から良い状況で始動することとなると同社は述べ、また主要分野においても力強い事業活動を続けていく見通しである。
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