日本の電力会社である東京電力 (TYO:9501) は先週末、西オーストラリア州沖 Wheatstone 天然ガスプロジェクトから年間410万トンのガスを20年間購入するという契約を米国の巨大エネルギー企業 Chevron (NYSE:CVX) と締結した。この契約金額は900億豪ドル相当となり、 Gorgon プロジェクトから中国への500億豪ドルでのガス販売契約を上回るオーストラリア最大の販売契約となった、と同州の Colin Barnett 首相は語った。また、東京電力はガス田における権利15％と加工施設における権利11.25％を取得する予定である。
Sydney, 2009年12月7日, AEST (ABN Newswire) - 労働省のデータにおいて雇用削減数が11月に大幅減少したことが示され、金曜日の米国株式は急騰した。このニュースにより、米国連邦準備金制度が金利引上げを検討するのではないかとの見方が強まった。
投資家を高リスク資産へ再び動かす可能性のある、予測よりも良い内容の米国雇用データを受け、 米ドルは日本円に対し値を上げた。金曜日の米国雇用データに先立ち、アジア各地の株式は週の上昇分の大半を維持した。今日、日本の日経は円安により輸出業者が利益を得ることから値を上げて取引を開始、オーストラリア市場はメタル価格の低下により圧力を受けた。
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日本の電力会社である東京電力 (TYO:9501) は先週末、西オーストラリア州沖 Wheatstone 天然ガスプロジェクトから年間410万トンのガスを20年間購入するという契約を米国の巨大エネルギー企業 Chevron (NYSE:CVX) と締結した。この契約金額は900億豪ドル相当となり、 Gorgon プロジェクトから中国への500億豪ドルでのガス販売契約を上回るオーストラリア最大の販売契約となった、と同州の Colin Barnett 首相は語った。また、東京電力はガス田における権利15％と加工施設における権利11.25％を取得する予定である。
香港で上場している China Gas Holdings (HKG:0384) は今後数年間においてパイプ輸送天然ガスと液化石油ガス販売の大幅増を見込んでいる、と同社幹部が語った。 China Gas は同社の液化石油ガス子会社 Shanghai PetroPower における権利を PetroChina (SHA:601857)(HKG:0857) へ売却する交渉中であると伝えられている。この取引により同子会社の分離上場につながる可能性がある。
BHP Billiton (ASX:BHP) と Rio Tinto (ASX:RIO) は先週末、1,160億米ドルでの歴史的な鉄鉱石合併に関する拘束力のある合意を締結した。両鉱業企業は、西オーストラリア Pilbara 地区における両社の鉄鉱石鉱山・港湾・鉄道運営を合併することで100億米ドルのコスト削減を見込んでいる。しかし Rio と BHP は、生産される鉄鉱石を個別に販売する。この契約に基づき、同ジョイントベンチャーにおける持分をそれぞれ50％とするため、 BHP は Rio へ約58億米ドルを支払うことに合意した。このジョイントベンチャー計画に対する承認を得るため、欧州委員会とオーストラリア競争・消費者委員会への申請が行われた。中国や日本の規制当局へ向けた同様書類の提出も年末までに行われるものと見られている。
トヨタ自動車 (TYO:7203) は、国際金融危機のために一時停止となっていた中国と米国での新工場建設を再開することを決定した。円高ドル安や中国での需要増加により、この2市場での現地生産の後押しが必要であるとの同社の決定に加速が付いた。トヨタはミシシッピ州の新工場における生産開始を早ければ2011年、中国・長春の工場では2011年3月末までに生産が開始されるものと見込んでいる、と情報筋は語った。
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