日本最大手の製薬会社である武田薬品工業 (TYO:4502)が火曜日に明かしたところによれば、同社は、南アメリカを念頭においた新興市場へのジェネリック医薬品販売に参入するにあたり企業買収を検討している。武田薬品は日本におけるジェネリック医薬品関連事業については検討していない。
Sydney, 2009年11月30日, AEST (ABN Newswire) - 月曜日のアジア各国の株式市場は、その多くが急騰した。ドバイでの金融不安の影響が限定的であるとの見方から、オーストラリア、韓国、日本で、ファイナンス銘柄が回復をみせた。アラブ首長国連邦中央銀行は日曜日、国内の貸し手を「支援する」とのコメントをした。
日本の輸出関連企業は、米ドルが最高値で86円台と安定していたことに下支えされた。米ドルは金曜日、85円台を下回る勢いで下落し、14年ぶりの低値をつけた。香港のハンセン指数は正午の時点で3％以上の伸びを示し、ソウル株式もドバイの金融不安が緩和されたことから高値をつけた。
企業ニュース
韓国の造船会社Hyundai Heavy Industries Co. (SEO:009540)が、Hyundai Corp. (SEO:011760)の支配的な保有数の株式買収にあたり2350億ウォンを支払う見通しであると一部報道が伝えた。この金額は最初に提案されていた2500億ウォンから6％の値引きとなる。Korea Exchange Bank（SEO:004940)を筆頭とするHyundai Corp.の債権者らは売り先を模索していた。9月下旬にHyundai Corp.はHyundai Heavy Industriesを最も望ましい入札者であるとコメントしていた。
カジノ運営を手がけるSands China Ltd.(HKG:1928)の月曜日の香港デビューは、ハンセン指数が日中の取引で3％上昇したのにもかかわらず、大きく値を下げたかたちとなった。Sands Chinaは最も取引の多かった銘柄で、株式売買高は15億9千万香港ドル相当となった。同社は今年世界で7番目に大規模な新規株式公開において25億米ドルを調達。この半額以上が債務の支払いに当てられる見通しである。
フィンランドのNokia(NYSE:NOK)に次ぐ世界第二位の携帯電話メーカーSamsung Electronics (SEO:005935)は月曜日、2009年の携帯電話売上げ目標を上回る見通しであるとコメントした。これはタッチスクリーンモデルが急激に売上げを伸ばしているため。同社は、フルタッチスクリーン付きの携帯電話が今年の携帯電話売上げの20％を締める見込みであると発表。同機種の2008年の売上げはSumsungの全売上げの5％のみであった。
日本最大手の製薬会社である武田薬品工業 (TYO:4502)が火曜日に明かしたところによれば、同社は、南アメリカを念頭においた新興市場へのジェネリック医薬品販売に参入するにあたり企業買収を検討している。武田薬品は日本におけるジェネリック医薬品関連事業については検討していない。
中国自動車メーカー事情に詳しい情報筋によれば、中国のGeely Automobile(HKG:0175) は Ford Motor Co. (NYSE:F) のVolvo車事業への入札を引き続き検討しており、現時点では別の世界的ブランドは視野には入れていない。一方、先週スウェーデンメディアは、GeelyがGeneral MortorsのSaab事業を買収する計画があり、GM、Ford、スウェーデン政府の間で、これらのスウェーデンブランドの買収について議論されていると伝えた。
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