Northern Mining Limited Stock Market Press Releases and Company Profile

Perth, 2008年6月6日, AEST (ABN Newswire) - パースに本社を置くNorthern Mining Limited (ASX:NMI)は、本日、ポーランドのSzklaryニッケル鉱床(Szklary)における実現可能性調査を推進することで、世界最大の銅および銀生産業者の1つであるKGHM Polska Miedz S.S. (PINK: KGHMF)と、基本合意書を締結した。

ハイライト:

‐NMI(所有採掘利権2ヵ所)とKGHM(所有採掘利権1ヵ所)の2社で超苦鉄質岩体の確認埋蔵量の大半を占める。

‐Szklary再開発の実現可能性を共同検討することで合意締結。

‐ポーランド政府が、銅・銀生産業者世界第10位であるKGHMの株式42%を 保有。

‐KGHMの時価総額:US100億ドル。

‐KGHMの「Polish Copper(ポーランド銅)」といわれるLubin銅山地域での採掘は1961年に操業開始。

‐Lubinでの年間生産量:精錬銅最大50万トン、銀3800万オンス。

NMIは、Szklaryで2ヵ所の採掘利権を所有するGEPCOの株式80%を保有している。Szklaryはラテライト型鉱床で、既存のインフラストラクチャーに隣接している。ポーランド南西部Lower Silesiaにあり、Klodzkoから北東30キロほど、Zabkowice Slaskieから4キロのところに位置する。

Szklaryは超苦鉄質岩体で発展し、3つの鉱化帯に細分される。(Figure1参照)NMIは北部、南部、中間帯の一部に2ヵ所の採掘利権を取得し、KGHMは中間帯の一部に1ヶ所の採掘利権を取得している。同鉱床は、以前採掘され、1955年から1983年に行われた露天採鉱の記録があり、それによると回収グレード0.68%Niで290万トンから約2万トンのニッケルが産出されている。

Alan Lockett会長は同合意について、次のようにコメントしている:

「鉄鋼加工がこれまでにない需要を創出しているなかで、本同意が堅調なニッケル市場にエクスポージャーをもたらすことになるので、NMI株主にとっては非常に画期的な出来事です。ビジネス・パートナーを誘致するにあたり、KGHMの規模・基準が主な成果であり、我々はSzklaryニッケル・プロジェクトの発展に重点的に取り組み、KGHMとの長期にわたる協力関係を期待しています。」

Craig Dawson最高経営責任者は、次のように語っている:

「KGHMはポーランドで長期間展開しており、その優れた技術能力が本プロジェクトに重大な商業・技術的利益をもたらすでしょう。我々は、直ちにSzklaryで生産開始することに重点を置き、鉱業インベントリーに大きな功績を残すと確信しています。」

最近のNMIによる掘削結果:

2007年12月、NMIがSzklaryにおいて、以前のニッケル・グレードを確認するために行った、ダイアモンド予備掘削事業を完了した。(ASX: 2007年3月3日のNMIリリース参照)最長500メートルまで掘削し、10のダイアモンド掘削孔を完成させた。以前作られた掘削孔に隣接した場所を掘削、またワルシャワにあるポーランド地質学調査分析研究所(Polish Geological Survey Assay Laboratory)に提出された400ほどのサンプルがある試掘シャフト近辺を掘削した。提出されたサンプルのうち、さらに検討するため、50のサンプルを複写し、パースにあるALS研究所に提出した。

最近のNMIによる分析結果によると、インターセプト幅およびグレードは全体的に、歴史上データベースの記録と一致している。Table1は、最新の掘削プロジェクト結果の概要。
Table1: Szklaryニッケル・プロジェクト(ポーランド)-最新の分析結果概要-----------------------------------------------------------掘削 開始点 終止点  インターセプトNi分析     コメント番号  (m)     (m)        (mdh)*    (%)**   -----------------------------------------------------------S1      5.0     18.0       13.0    0.55    incl 0.4m @ 1.83%NiS2      4.0     9.0        5.0     0.51    S2      11.7    15.0       3.3     1.19    incl 2.3m @ 1.41%NiS2      22.0    26.0       4.0     0.42    S4      0.0     11.0       11.0    0.90    incl 3.0m @ 1.59%NiB1      19.4    25.0       5.6     0.60     B2      14.6    15.8       1.2     0.35    B3      14.0    30.4       16.4    1.35    incl 6.8m @ 1.66%Ni                                            and 6.0m @ 1.61%NiB4      14.0    30.0       16.0    1.00    incl 5.0m @ 1.78%NiB5      30.0    38.0       8.0     0.44     B6      22.0    24.0       2.0     1.72    -----------------------------------------------------------*掘削孔はすべて平坦な鉱床に対して垂直に行っているので、下げ孔インターセプト丈(Intercept length)は幅交差(Width intersection)に正確であるとみなす。**分析結果は0.3%Niカットオフ使用丈加重平均。
KGHM Polska Miedz S.A.概要

KGHM Polska Miedz S.A. (KGHM) は、一般に「Polish Copper(ポーランド銅」といわれ、1961年に国営企業として設立された。1991年に同社は、株式会社に移行し、1997年よりワルシャワおよびロンドン証券取引所で株式取引が行われている。ポーランド政府がKGHMの株式42%を保有している。

KGHMの主な業務活動は、銅鉱石の採鉱、精製、銅鉱石を含む金属再生、製銅、銅・銀また非鉄金属の加工・製造で、ポーランド国内市場および輸出向け(主にドイツ、フランス、中国、チェコ、英国、ベルギー)に生産している。

KGHMの事業は、ポーランド南西部Lubinが中心で、3つの鉱山、2つの銅製錬所、線材施設および基幹的事業を支える補助ユニットから成る。KGHMグループは年間、3000万トンの銅を採掘し、約2万8千人を雇用し、53万トンの精錬銅および1100トンの銀を生産している。(比較:2008年3月末までの9ヶ月間でBHPのOlympic Damでは精錬銅11万2400トンと銀60万1000オンスを生産)

2007年度に、KGHMは121.8億PLN(US49.8億ドル)の歳入のうち、38億PLN(US15.5億ドル)を収益として計上している。2007年度の営業キャッシュフローは 、2007年12月31日時点で44.6億PLN(US10.3億ドル)を生み出している。

上記のKGHMに関する資料は、KGHMのウエブサイト(www.kghm.pl)上の報告書と、KGHM編集の様々な報告書から得たもので、ポーランド・ズロチ(PLN)からUSドルへの換算は、2007年12月31日の一般為替レートである、1ポーランド・ズロチ=US0.409ドルを用いている。

注釈:

探鉱結果に関する本報告書に含まれる情報は、オーストラリア採掘治金機構(Australian Institute of Mining and Metallurgy)の会員であるM.Elias氏に提出され、同氏が編集した情報に基づく。Elias氏はCSAオーストラリアに勤務し、鉱化様式、鉱床種類の検討に関する十分な経験、および現在同氏が携わっている2004年度版「オーストラレーシア探鉱結果・鉱物資源・埋蔵鉱量報告規約(Australasian Code for Reporting of Exploration Results, Mineral Resources and Ore Reserves)」に定められた「適格者(Competent Person)」を認定する業務について、十分な経験を持ち合わせている。Elias氏の資料に基づいた本資料の内容を、本資料中の書式、文脈で使用することに、同氏は同意している。

お問合せ先

Email: admin@northernmining.com.au
Website: www.northernmining.com.au
Tel: +61-8-9244-8499
Fax: +61-8-9244-3166


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