FIAジュニアラリー選手権第7戦
Tokyo, 2007年10月15日, AEST (ABN Newswire) - FIA(国際自動車連盟)が主催する「ジュニアラリー選手権」の第7戦(最終戦)「ラリー・ド・フランス-ツール・ド・コルス」が2007年10月12日から14日に地中海のコルシカ島で開催され、スズキのドライバーP-G・アンダーソン選手(スウェーデン出身、26歳)がジュニアラリー選手権史上初の2度目の選手権タイトル獲得を達成した。同選手1度目のタイトル獲得は2004年。
「スイフト・スーパー1600」に乗るP-G・アンダーソン選手は、14日の4つのSS(スペシャルステージ)を抜群のコントロールで走破し勝利を得た。今回のラリー・ド・フランスではP-G・アンダーソン選手にはレグ2でのパンク以外問題が起こることもなく、最後から2番目のステージSS15ではトップタイムをマークし、堂々のゴールを迎えた。
チームメイトであるウルモ・アーヴァ選手(エストニア出身、27歳)は、P-G・アンダーソン選手と並ぶ38ポイントで今回のラリーに臨み、序盤はラリーをリード。13日に行われたレグ2のSS8の左コーナーでコースアウトしマシンを壊しリタイアしたが、年間を通じて一定の成績を修めた結果、今年の選手権2位の座についた。
P-G・アンダーソン選手(SS16終了後 第4位)
「この名誉ある選手権で2度目の勝利をおさめることができ、非常に嬉しい。今回のイベントに臨むに当たっては、かなりプレッシャーを感じていたが、そのプレッシャーを抑えつつ、ただ自分に出来る限りの走りでベストを尽くした。コドライバーのヨナス・アンダーソン選手、そしてスズキのチームの皆には、今年1年のすばらしい仕事に心からお礼を言いたい。」