Royal Dutch Shell
LON:RDSb ISIN:GB00B03MLX29
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第2四半期における上向きな企業業績により活気付いた昨夜のウォール街が大幅上昇を記録したことから、水曜日のオ-ストラリア株式市場は全部門で上昇し力強い取引開始となった。今日の S&P/ASX 200 指数は取引開始直後に約1.7%上昇した。
木曜日のオーストラリア市場は、米国経済の楽観ムードに後押しされ値を上げて取引を開始した。これは予測を上回る数値であった米国の住宅売上げデータに反応したウォール街にて、取引価格が上昇したことに影響を受けたため。今週のオーストラリア市場は、3日間連続でマイナス領域を記録していた。本日の取引前半のS&P/ASX 200指標は1.8%増加に転じた。
韓国のYonhap通信社が伝えたところでは、世界第二大手の造船会社Samsung Heavy Industries Co. (SEO:010140)は、Royal Dutch Shell Plc (LON:RDSA)から1兆3200億ウォンの浮体式天然ガス施設の建設オーダーを受けた。フランスの石油ガス生産企業Samsung Heavy and Technip SAが、複合浮体式天然液化ガス(LNG)施設の設計および建設を行う予定。
一次産品価格の低下とギリシャ債務問題の懸念により米国市場が下落したため、アジア市場は月曜日弱い相場での開始が見込まれる。日本市場は春分の日で閉場である。金曜日大半のアジア市場は上昇した。日本の日経平均株価指数は0.8%上昇し、円安が輸出業者を後押しした。金曜日Alunimium Corp of Chinaは10%上昇し、中国の上海総合も上昇した。香港のハンセン指数は0.2%上昇、韓国の Kospi は0.7%上昇した。
昨夜のウォール街が最近の上昇を経て小休止を取り若干安で取引を終えたことから、火曜日のアジア市場では警戒的な取引開始が予想されている。一次産品価格の上昇に支えられた資源部門の先導により、月曜日のアジアの株式は反発した。昨日のオーストラリア市場は7日連続での上昇を記録した。日本の日経225は2.1%上昇、香港のハンセン指数は約2%上昇、韓国の Kospi は1.56%上昇、中国の上海総合は0.7%上昇した。
水曜日のアジア各国の市場は主に高値を記録した。前向きな機械受注データや、これを受けて米ドルが円に対して下げを見せたことから日本市場は急騰した。世界銀行総裁のRobert Zoellick氏は今日、シンガポールでの会議において、準備通貨としての米ドルの役割は損なわれていないが、今後10~15年間は中国元がその役割を担う可能性があるかもしれないとコメントした。
8月における低調な消費者心理や7月の小売売上げでの予想外の減少が報告されたことを受けて、金曜日のウォール街は少ない取引量のなかで値を下げて取引を終えた。この低調な内容の報告により、投資家たちは最近の反発からの上昇分の確保に傾いた。
CMC Markets によると、昨日のオーストラリア市場は反発を示し、米国における大幅な下落に関わらず安定を保ったとのことである。興味深いことに、株式市場は金利に関する決定に対し大きな反応を示さなかった。
世界各国の政府による国際不況の回避が失敗に終わるという投資家たちの懸念により、ウォール街の株式は昨夜の取引で大きく揺れ、今日もまた大荒れの一日になると見込まれている。
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