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ユーロ圏に対する救済策の効果や中国での更なる金融引締め政策への動きに対する不安を受け昨夜のウォール街は下落したが、今朝のオーストラリアの株式は割安株狙いの影響により値を上げて取引を開始した。中国の同国内でのインフレ上昇を示すデータにより、昨日のアジア市場は大半が下落した。
連邦準備金制度が金利を歴史的な低水準で維持する可能性を示唆したことから、ウォール街は水曜日の取引において上昇基調を維持した。昨日発表された中国の経済データも国際的な回復への期待に信頼感を上乗せした。ヨーロッパの各市場も低金利予測を受けて反発した。
火曜日のオーストラリア株式市場は、一次産品価格の低下に引き摺られ2取引連続で下落した。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は69.2ポイント・1.72%下落し3,962.5、全株価指数は72.5ポイント・1.8%下落の3,957.9ポイントとなった。
鉱業や銀行に引き摺られ、月曜日のオーストラリア株式市場は値を下げて取引を終えた。史上最大の赤字が見込まれる今夜の連邦予算に先立ち、市場は警戒を強めた。昨日のS&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は15.7ポイント・0.4%下落し3,926、全株価指数は9.1ポイント・0.23%下落の3,910.5ポイントとなった。
ウォール街での昨夜の暴落を受けて、今朝の株式市場は取引開始数分後に3%急落した。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は、148.5ポイント・3.3%も下落し、取引開始時4,391.9であった。
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