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アジア市場の大半が取引前半において下落したものの、火曜日のオーストラリアの株式は値を上げて取引を開始した。鉱業企業は好調な銅・金価格による後押しを受けた。ギリシャに対する EU と IMF の救済見通しを受けて心理が改善されたことから、アジア市場は大半が上昇した。オーストラリアの株式市場は月曜日、休日のため閉場となっていた。今日の経済ニュースとしては、オーストラリア統計局による3月四半期の生産者物価指数 (PPI) が発表となる。 National Australia Bank は3月四半期の景況感調査を発表する。
オーストラリア株式は火曜日、資源関連株式の上昇により反発した。予想を上回る企業収益もまたこれを後押しした。取引終了時のS&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は82.4ポイント・1.8%上昇の4717.5ポイント、全株価指数は76.4ポイント1.6%上昇の4732.7ポイントとなった。
アナリストによる弱気のコメントが銀行株に打撃を与え、昨夜のウォール街は若干安となった。 UBS のアナリストは、資本市場での季節的な減速が今年は早めに現れる可能性があると語り、 Morgan Stanley 、 JP Morgan 、その他企業に対する同社第4四半期収益目標を削減した。
先日の米国株式市場は、G20の財務大臣ならびに中央銀行が回復の兆しが確実になるまで景気刺激策を継続することを約束したことを受けて、今年最高の高値を記録した。ダウ・ジョーンズ平均株価は200ポイント上昇、インデックスの30のうち29が上昇を記録した。
業績報告期がスタートしたことを受けて、金曜日のダウ指数は2009年における最高水準を記録した。ITの巨大企業 IBM や Intel による上向きな見通しにより、利益回復に対して高まる市場の期待が加速した。 S&P's 500 とナスダックはどちらも週間で4.5%超の上昇を記録した。
上向きな経済データや企業見通しを受けて、木曜日のウォール街は5日目の上昇を記録した。商務省によるレポートでは、米国の貿易・輸入高が増加したことによる消費者支出増加の兆しが示された。別のレポートでは失業件数が先週55万件へ減少したことが示された。
政府によるレポートにおいて雇用削減のペースが8月に減速したことが示され、金曜日のウォール街は上昇した。しかし7月初旬以降最悪の成績となった週において、米国株式はマイナス領域に留まった。
落胆的な8月の非農業給与レポートを受けて、昨夜のウォール街は更なる下落を記録した。このレポートにより、今週発表される予定の主要な雇用報告に対する不安が高まった。米国の民間部門では8月に29万8千件の雇用が削減された。これは経済専門家たちによる予測を上回るものであった。
経済データや前向きな業績報告、連邦準備金制度 Ben Bernanke 議長の2期目に対する選任を受けて、昨夜のウォール街は上昇した。全国産業審議会による8月消費者信頼感指数は経済専門家の予想を上回る2ヶ月目の上昇を記録した。
ウォール街での反発に続き昨日のオーストラリア株式は大幅に上昇した。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は129.6ポイント・3.5%上昇し3,867.1、全株価指数は120.8ポイント・3.2%上昇の3,858.8ポイントとなった。米国での第1週の収益報告が市場の信頼感をある程度回復させたことから、海外市場における上昇はオーストラリア株式を引き続き支えるものと見られる。
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