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昨日のオーストラリアの株式は若干安で取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は9.3ポイント・0.3%下落の3,428.6、全株価指数は9.7ポイント・0.3%下落の3,372.6ポイントとなった。米国とイギリスからのプラス先導により市場は値を上げて取引を開始したが、 NAB や News Corp の業績によって揺れ動く可能性がある。
General Electric が予測よりも好調な更新情報を報告し、投資家たちが政府の自動車メーカーに対する救済に希望を抱く等、いくつかの良い知らせにより昨夜の米国株式は反発した。
投資家たちが国際金融危機や米国での不況を不安視したため、昨夜の米国株式は5%超下落した。米国次期大統領に選出された Barack Obama 氏が直面することになる諸問題によりウォール街における楽観的な考えが弱められ、選挙日の回復分が消し去られた。
オーストラリア株式市場は昨日、1975年以来最高の2日間での上昇のなか約4%高で取引を終え、全株価指数に登録されている株式価値に420億ドルを追加した。信用が支えられたことにより、投資家たちが採掘業・銀行の大企業へ一斉に戻り、2日間での回復を合計9%へと押し上げた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は154.5ポイント・3.7%上昇し4,335.2、全株価指数は169.6ポイント・4.09%上昇し4,311.5であった。
オーストラリア株式市場は金曜日に恐怖の一週間を終えた。取引では8%超下落し、証券取引所の株式価値から1,060億ドルを消し去った。先週金曜日のS&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は午後の取引において、オーストラリア証券取引所200銘柄の一日あたりの損失として最大となる360.2ポイント下落し、3,960.7へ落ち込んだ。そして全株価指数は1987年の大暴落以来の最悪の展開を迎え、8.2%・351.9ポイント下落し3,939.4となった。オーストラリア証券取引所200銘柄はこの週に約16%下落した。これは、2001年9月11日同時多発テロ攻撃後の週に記録した下落の約3倍にあたる。
オーストラリア市場は、石油・金・銀が再び下落したウォール街による混成の先導を受けた。米国の投資銀行Lehmanが苦境に直面していることからのウォール街における甚大な損失に関わらず、国内の銀行は昨日さまざまな終値をつけた。アナリストは、市場は不安定で、重く混乱していると語った。
昨日のオーストラリア株式はここ半年間で最も高い上昇を記録した。これは米国政府による巨大住宅ローン業者の救済が、投資家たちの国際市場の揺れに対する不安を和らげたことを受けてのものである。
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