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民間部門雇用データの予想外の低下を受け昨夜のウォール街は下落、金曜日に発表される主要非農業部門雇用者数値に対する投資家の懸念が高まった。水曜日のアジア市場は大半が下落した。多くの日本企業にとっての現会計年度最終日に、日本の日経指数は0.1%下落し若干減で取引を終えた。中国の上海総合と香港のハンセン指数はそれぞれ0.6%下落となった。今日、中国では製造業部門の PMI 数値が発表される。
予測よりも大きな結果となった雇用喪失データに関わらず、金曜日の米国株式は15ヶ月での最高水準の終値を記録し若干高となった。落胆的な雇用者数データを受け、米ドルは下落した。今週、米国企業は四半期収益報告期を開始する予定であり、前年同期比で大幅な改善が示されるものと広く見られている。