オーストラリア市場レポート 2010年7月27日
米国での力強い新築住宅販売と企業業績を受けたダウジョーンズ指数が2ヶ月間での最高水準を記録したことから、火曜日のオーストラリア株式市場は上昇を続けた。開場直後、 S&P/ASX200 指数は0.74%上昇、全株指数は0.7%上昇した。
米国での力強い新築住宅販売と企業業績を受けたダウジョーンズ指数が2ヶ月間での最高水準を記録したことから、火曜日のオーストラリア株式市場は上昇を続けた。開場直後、 S&P/ASX200 指数は0.74%上昇、全株指数は0.7%上昇した。
今朝のオーストラリアの株式は横ばいでの取引開始となった。メキシコ湾での原油流出が止まったとのニュースを受け米国市場では取引前半における損失分が埋め合わされたものの、昨夜のウォール街はマイナスで取引を終了した。インフレ数値・ニューヨークの製造業・全国での工業生産などからの落胆的な経済データがこの損失の原因となった。
アジアの各市場が下落を記録する中で、月曜日のオーストラリアの株式市場は取引前半の上昇分を失い0.3%安で取引を終えた。 S&P/ASX200 基準指数は16.6ポイント・0.39%下落し4,222.1、全株指数は14.3ポイント・0.34%下落し4,250.6となった。
水曜日前半のオーストラリア株式は、金融関連株式に先導され引き続き値を下げた。昨晩のウォール街は、上向きの米国の経済データにも関わらず投資家が欧州の債務問題へ動揺を示したことから、値を下げて取引を終了した。同時に米国政府がメキシコ湾の石油流出事故について民事・刑事事件として調査を開始すると発表したことを受けて、エネルギー関連株の値下がり、米国株式に更なる影響を与えた。
AMP Ltd (ASX:AMP)が伝えたところでは、同社はAXA Asia Pacific Holdings(ASX:AXA)のオーストラリア・ニュージーランド事業の買収に依然として関心を抱いている。
Goldman Sachs に対する詐欺訴訟の潜在的な影響を投資家たちが再評価した後にウォール街が反発したことから、オーストラリアの株式市場は金融株に先導され値を上げて取引を開始した。 S&P/ASX200 の基準指数と全株指数は取引前半においてそれぞれ0.5%上昇した。
上向きな消費者信頼感と住宅価格データの報告を受け、火曜日のウォール街は若干増を記録した。 Apple Inc. (NASDAQ:AAPL) が新型 iPhone を開発中とのニュースにより、テクノロジー株は支えられた。昨日のアジア市場は大半が値を上げて取引を終えた。今週、投資家たちは米国の非農業部門雇用者数データへ関心を寄せ、労働市場の改善を予測している。鉄鋼メーカーに先導され日本の株式は大半が上昇した。日経は1%上昇。香港のハンセン指数は0.7%上昇、中国の上海総合は0.2%上昇した。韓国の Kospi は0.5%上昇となった。